昨日は師匠の樺沢紫苑先生主宰の「樺沢塾・動画撮影会」ゲスト講演で、小倉 広先生(以下、”ヒロさん”)のご講演をお聴きすることができました。
ヒロさんのベストセラーの一冊である「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」はワタシにとって、とても大切な書です。
一年前、とても辛い出来事がありました。そのときに救っていただいたのが本書でした。
何回も何回も読み返させていただき、号泣しながら、カバーに書かれてあるフレーズ「アドラーに出会えたなら、もう大丈夫」にとても勇気をもらいました。
著者のヒロさんがご登壇くださるとは!
テーマは、アドラー心理学の教えをもとに
- 嫌いな上司と付き合う方法
- 叱らず、ほめずに部下を育てる方法
について。
7月に部署異動したワタシ。
あらたなBossはなんとも気難しいタイプで少々戸惑っていた最中でしたので、なんとありがたい機会なのでしょう!
上司とは
「親と上司は選べない」とはよくいわれますが(笑)、ソモソモ、上司って、なんだ?
それを理解するための方法として、以下の三つの観点をお示しいただきました。
- 上司とは”仕事のタスク”である
- 課題の分離
- 上司の目的を理解する
そだ。上司は仕事の相手なんだ。だから、ベツに好きにならなくてもよし。
「課題の分離」というメソッドは、アドラー心理学ではよく語られる点ですが、ワタシも昨年の苦難の際に「それは誰の課題か?」という問いに、まさに目から鱗の気付きをいただけました。
ワタシはワタシ。ワタシはアナタではない。
まさに、「自分軸と他人軸」。
だから、他人軸で上司のことを考えなくてよいのですね。
また、”上司の目的”というのが、ともすると、優越追求はたまた劣等回避に陥りがちなのだそうです。
あのねー。別にそんなに、しゃちこばらなくてもええやん。
なんだか、”上司ってお気の毒”に思えてきちゃいました(笑)
人間関係の「楽→難」スケール
アドラーは「人生の悩みはすべて人間関係にある」と説いている。と教えていただきました。
仕事のタスクは割り切ってこなせばよいので実はさほど難しくない。
人間関係が濃いゆえにいちばん難しいのは家族(愛)のタスク。
なるほどなるほど。そう考えると、vs上司って楽だわー。
かたや、家族関係って理屈がないんですよね。ホント、難しい。
叱らず、ほめず
次は、部下(後輩)を育てるために大切なことについて。
「叱るとほめる」って、確かに”上から目線”的な発想ですよね。
×叱らない→〇”正”の注目
「なんでこんなに出来ないんだ!」→「あれ。コレだけでも出来てるやん。」
×ほめる→〇勇気づけ
「ようやった。アンタはエライ」→「やってくれてありがとね。助かったわー。」
ヒロさん「ツマリ、”横から目線”なんですよー。」またまた、目から鱗です。
今日の一言
締めくくりにおっしゃられたメッセージがとても印象的でした。
- 心理学を知ると冷静になれる。
- 事実を感情に左右されずに外在化できる。
アドラー心理学とは、素晴らしい「心の友」なのですよね。
アドラーの教えは「自分軸」。
ヒロさんのサインも、まさに”up to you”
賢人・アドラーさんの知恵にあらためて感謝です。
ヒロさん、ありがとうございました。
素晴らしい学びをいただける「樺沢塾」
全力でお薦めします!
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おまけ
そんな学びの翌日、Bossがなぜか、ニコヤカに振舞っているではないですか!
しかも、いつもケチ臭いことばかり言うくせに妙に気前がイイ。
ヒロさんのおかげで、我がBossも開眼したようです(笑)