50歳代半ばからブログを立ち上げて以来毎日更新を目指して3年10ヶ月。この記事が1,519記事目になります。
私が続けている動機とは?そして、続けるためのコツについて。
あらためてまとめてみることにしました。
ブログを始めてみたけれどなかなか続かない…というあなたへ。役立ててもらえたら嬉しいです。
ブログを続ける動機
まずは、ブログを続ける動機について。
私の場合は以下の3つです。
【1】情報発信をして世の中の役に立ちたい
【2】50年以上生きている私だからこそ、自分の経験を伝えて背中にいる人たちの参考にしてもらえることがありそうだ
【3】会社員仕事以外で一生打ち込めることを探していたらブログに出会い、実際にやってみたら「これだ!」と確信
始めた頃からの動機もあれば、途中で気づいたこともあります。
人によっては「収益化につなげてブログで稼ぎたい」「ブロガーとして独立したい」といった経済的な側面を重視しての動機の場合もあるでしょう。
それもありだし、とにかくなんでもよい。
自分にとってモチベーションになることがあってこそ、続けられるものです。
ブログを続けるコツ 7ヶ条
次に、私にとって「ブログを続ける」コツ7ヶ条について。
- 始めたばかりのときは、内容はなんでも良いから毎日書く。筆を止めてしまったら続かなくなってしまう
- 「特記」として最初からテーマを絞るのでなく、「雑記」を書き連ねていくとメインテーマを絞ることができる
- 量をこなせる自信がついてきたら、質にこだわってみる
- ネタに困ったときに、毎日起きている出来事をネタにする
- 自分1人だけで頑張るのではなく、プロにコーチングしてもらう
- PV数に一喜一憂しない
- 記事のリライトも大切
さらに詳しくお伝えします。
始めたばかりのときは、内容はなんでも良いから毎日書く
ブログを始めたたばかりのときは何を書けばよいのやら?悩むことしきり。
しかし、とにかく内容はなんでも良いから毎日書く。
私は最初の1年間はとくにこのことだけに集中して取り組んできました。
会社員仕事をしながら毎日書くのって、なかなかにしんどいけれど、がんばったときは朝書いて昼休みに書いて夜書いて…1日3記事更新を続けていたことも。
さすがにそれは長続きしませんでしたが(笑)とにかく毎日書く習慣を身につけて「筆を止めない」をやってきたら、そのうち「書かないと1日が終われない」という心情に変化しました。
当時の記事を読み返してみると、なんとも内容がお粗末で恥ずかしくなるものも多い。
しかし、後から編集し直すことができるのも、ブログのメリットです。
「記事の棚卸し」については、よろしければコチラをお読みください。
「特化」して最初からテーマを絞るのでなく、「雑記」を書き連ねていくとメインテーマを絞ることができる
「何かのテーマに特化して書く」(特化ブログ)のスタイルを取っているブロガーさんも多くいますが、私は動機のところでもお伝えしたとおり「情報発信して役に立つ」ことを一番に考えていたので、最初からテーマを絞らずに、自分が知っていることや経験したことをなんでも書くことから始めました。
いわゆる「雑記ブログ」です。
書き連ねていくうちに、何が自分のメインテーマなのか?言い換えれば、今まで生きてきて何を最も多く経験してきたのか?(そして、得意としているか)についてが絞れてきます。
私の場合は「女性管理職16年」と「ワーキングマザー28年」
もちろんそれ以外のテーマも書いていますが、ブログを始めて2年くらい経った頃から、この2つのテーマを柱としていくことが自然と定まってきました。
量をこなせる自信がついてきたら、質にこだわってみる
ある程度量をこなせる自信がついてきたら、次には「質」にこだわってみるとよいです。
具体的にいうと「今日はこんなことがありました」「楽しかったです」…といった
"日記調"で終始するのではなく
「今日あって良かったと感じたこと」「なぜそう思うのか理由」「具体的に良かったことの事例」「オススメするポイント」…といった、ある意味"プレゼン調"で書いていく。
もちろん、題材は自分が経験したことが元になっていますが、前者は「自分目線」後者は「読者目線」
書いていくうちに、いつしかこの「目線の切り替え」を意識できるようになります。
ネタに困ったときに、毎日起きている出来事の一つをネタにする
前の段落でも触れましたが、毎日書くのに「ネタ」となるのが「今日あった出来事」
私の場合は「会社に行く」→「フルタイム仕事をする」→「帰宅する」→「家事をする」のルーティン繰り返しな毎日。しょっちゅうトピックになることが起きるわけではありません。
出掛けたり、買い物をしたり…といったトピックがない場合は、毎日の出来事のどれか一つをネタにして書くのですが、その際に工夫するとよいこと。
これは、ブログの師匠から教わったのですが
「今日はこんなことをやりました」という出来事そのものは文章の一番最後に書く、ということ。
もう少し詳しく言いますと
「何を解決しようと行動したのか」「その結果得たこと」「具体的な方法」「その他の追記事項」を一通り書き終えてから、最後に「今日はこんなことをやりました」で結ぶ。
物事を書き出そうとするときって、つい「今日はこんなことをやりました」から始めようとしてしまいますが、順番を変えることによって、不思議とその出来事を「自分目線」ではなく「読者目線」に変換して伝えることができるのです。
これを教わってから、より「毎日更新」をスムーズにできるようになりました。
自分1人だけで頑張るのではなく、プロにコーチングしてもらう
やはり前の段落から続くポイントとして挙げるのが、「プロにコーチングしてもらう」という点。
私はブログ立ち上げからサイト設計、運営方法など様々な面から、ブログの師匠にずっとコーチングしてもらって今に至ります。
我が師匠は、Web・Blogコーチ/情報発信コンサルタントの 大東信仁(ものくろ)さんという方で、ブログコーチのプロとして日本の最高峰であると私は思っています。いろいろな講座で学んでいくうちにご縁をもらうことができました。
自分1人だけで頑張るのには限界がありますし、せっかく取り組んでいくのならば、より正しい方向に舵を取っていきたい。
コーチングしてもらうのに当然費用はかかりますが。師匠がいなければ私はここまでやってこれなかった。動機やコツとともに、師匠にサポートしてもらったことも大きなポイントです。
PV数に一喜一憂しない
サイトの指標を表すものとして「PV(ページビュー)」という数値があります。簡単にいうと、どれだけの閲覧数があったか?というもので、よく「私のブログは◯◯PVです」とブロガーさんが言っているのを耳にします。
多ければ多いほど良いのに、もちろん越したことはないでしょうが、Googleアップデートの影響で上がったり下がったりすることもしょっちゅうで、いちいちその数値に一喜一憂していたら、やる気が持続しません。
私はあまり他人に自分のブログPV数を開示するのは好きではなくて、なぜならば、おそらく私のブログはこの年数と記事数からいって、かなり少ないのだろう(と、他のブロガーさんたちが開示しているPV数を聞いて感じている)ことにコンプレックスがあって、調べるのが怖いからです。
しかし、せっかく「ブログを続けるには」という記事なので、思いきってここに書いてみます。
とはいえ「月間」で語られることの多いこの数値、なかなかにお恥ずかしいので「年間」で調べてみました。
- 直近1年間、2020年5月1日〜2021年4月30日:198,289PV
- その1年前、2019年5月1日〜2020年4月30日: 99,777PV
意外なことに1年間で倍近くになっているのだなぁ。そう考えるとちょっと嬉しくなってきた。
私と同じように月間PV数見るのがちょっと怖い…というときには、こうして年単位で見ていくとモチベーションダウンせずに済むかもしれません。
記事のリライトも大切
新規記事をコツコツ更新していく一方で、公開済み記事のリライト(書き直し)も大切です。
このことに取り組めるようになったのは、直近1年くらいからで、それまではとにかく新規新規とそればっかりに意識が向いていました。
1つ1つの記事をこまめに書き直していくのは現実的ではないので、「Googleサーチコンソール」という機能を使って、上位となっている記事の「タイトル」や「検索キーワード」が読者さんのニーズと合っているか?をチェックしながら直していきます。
詳細の方法はここでは書きませんが、「リライトの失敗例」記事がありますので、よろしければご参考に。
その他のポイント
その他のポイントとして2つお伝えしたいことがあります。
【1】アイキャッチ画像をどれにしようか?困ったとき
【2】どうしても書けないときには無理をしない
まず1つ目は「アイキャッチ画像」に困ったとき。
アイキャッチ画像とは、ブログのタイトル下に一番最初に表示される画像です。自分で撮影したものをなるべく使うようにしていますが、なかなか手持ちでは賄えないことも多くって、それも「ブログ毎日更新」の悩みどころのひとつでした。
師匠に教えてもらって「Canva」という一部フリーでも使えるグラフィックデザインプラットフォームを知り、以後は「アイキャッチどうしよう?」という悩みから解放。
この記事のアイキャッチ画像もCanvaで作成しました。
初回使用時のみアカウント設定が必要ですが、それ以降はとても簡単に画像や図形(帯のようになっている箇所)、文字を挿し入れることができるのでオススメです。有料版だとより広範囲に活用できますが、無料版でも十分な素材があります。
2つ目は「毎日更新」と目標にしていても、どうしても書けないことがある時は無理をしない、ということ。
「毎日更新がんばっています」と常に口にしている私ですが、実際には毎日書けていないこともしばしばあります。
ある時「なるべく毎日更新がんばっています」と伝えたところ、とある先輩から言われました。
「ねーさん。『なるべく』って言った途端に本当に『なるべく』しかできなくなるんだから。『毎日頑張っています』って言い切っちゃっていいの」
このアドバイスで、気持ちがスーッと楽になって、それからは毎日書けないこともあるけれど「毎日頑張っています」と自分に対しても人に対しても言い切ることにしました。
煮詰まってしまっても意外と翌日は頭がクリアになって「書きたい気持ち」が再びフツフツと湧いてくるものです。
最後にひとこと
こんなふうに試行錯誤やら繰り返しやらをしてきて今に至って、これからもずっと続けていくことに迷いはない。
この記事が「ブログが続かなくてどうしたらよいのだろう」と悩んでいるときに、参考にしてもらえたら幸いです。