部下さんとの1on1面談。在宅勤務メンバーは遠方在住者が多いため、オフィスまで出張して来てもらいます。
今回面談するのは、週3日勤務の方。
電話やメールでもスレ違いのことが多く、会えるのをとても楽しみにしていました。
エレベータ前で、ちょうど出社してきた彼女とバッタリ。
嬉しくって、思わず握手してしまいました(笑)
こうして顔を合わせるだけでも、半分、面談の目的が果たせたようなもの。
その後に何を話すか?は実はあまり重要ではありません。
今回は、そんなお話です。
とにかく話を聴いて、共感する
とはいえ。
日帰り出張で来てくれているので、出来る限り時間を有効に使えるよう努める。
自分が言いたいことは後回しにしておいて、まずは日頃の様子や、困っていることがないか?と訊ねます。
ここのところ、ミスコミュニケーションが課題になっている我がチーム。
やはり、彼女からもその点が出てきます。
「在宅で離れている者どおし、意思の疎通は難しいです…」
そうだよねー。私も、どうそこを円滑にできるか?いつも悩んでいるよ。
数ヶ月前に発生したトラブルに巻き込まれて、落ち込んでいた様子。
そのことを訊ねてみると「ちょっと自分のなかで腹落ちさせる時間が必要だったので。今は消化できているから大丈夫です」
ほっとしました。
「なんとかしようと思っていること」や「取り組み」を伝える
ミスコミュニケーションも、トラブルも、「人」にまつわる問題だから難しい。
「コレだ!」という解決策がすぐには見出せずに、返答する私もつい、モゴモゴしちゃいます。
問いかけてくれる彼女も「出口が見えないような話ばかりですみません」と気を使ってくれる。
すまないなー。
もし、「人の問題だからさー、しょうがないよね」と言ってしまえば話は終わってしまう。
難しいけれど、なんとかしようと思っていること。そして、そのために、どんなふうに取り組んでいるか。
そんなことを伝えます。
離れていても、会社を支えてくれていることに変わりない
最後は、会社の業績やこれからの事業計画について、全体的な話をして。
「その一旦をあなたも担ってくれているんですよ。いつもありがとう」と必ず声を掛けます。
離れていても、自宅勤務していても。
会社を支えてくれていることに変わりない。
オフィスメンバーには逆に、なかなかこうした話しができずに終わってしまっていますが、在宅メンバーだからこそ、あえて意識して言葉に出すことにしています。
今日の一言
1on1面談を行うときは、何回やっていても「今日は上手くいくだろうか?」「時間を無駄にしないように」と、いつもドキドキします。
また、実際の対話は、予想をした展開にならないこともしばしば。
でも、とにかく顔を合わせて話を聴くこと。頷くこと。
それが大切なのだと思っています。