1on1面談 在宅勤務メンバーとは、顔を合わせるだけで嬉しい【女性管理職の仕事日記2019.8.27】

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部下さんとの1on1面談。在宅勤務メンバーは遠方在住者が多いため、オフィスまで出張して来てもらいます。

今回面談するのは、週3日勤務の方。
電話やメールでもスレ違いのことが多く、会えるのをとても楽しみにしていました。

エレベータ前で、ちょうど出社してきた彼女とバッタリ。
嬉しくって、思わず握手してしまいました(笑)

こうして顔を合わせるだけでも、半分、面談の目的が果たせたようなもの。
その後に何を話すか?は実はあまり重要ではありません。

今回は、そんなお話です。

とにかく話を聴いて、共感する

とはいえ。

日帰り出張で来てくれているので、出来る限り時間を有効に使えるよう努める。
自分が言いたいことは後回しにしておいて、まずは日頃の様子や、困っていることがないか?と訊ねます。

ここのところ、ミスコミュニケーションが課題になっている我がチーム。
やはり、彼女からもその点が出てきます。

「在宅で離れている者どおし、意思の疎通は難しいです…」
そうだよねー。私も、どうそこを円滑にできるか?いつも悩んでいるよ。

数ヶ月前に発生したトラブルに巻き込まれて、落ち込んでいた様子。
そのことを訊ねてみると「ちょっと自分のなかで腹落ちさせる時間が必要だったので。今は消化できているから大丈夫です」

ほっとしました。

「なんとかしようと思っていること」や「取り組み」を伝える

ミスコミュニケーションも、トラブルも、「人」にまつわる問題だから難しい。
「コレだ!」という解決策がすぐには見出せずに、返答する私もつい、モゴモゴしちゃいます。

問いかけてくれる彼女も「出口が見えないような話ばかりですみません」と気を使ってくれる。

すまないなー。

もし、「人の問題だからさー、しょうがないよね」と言ってしまえば話は終わってしまう。
難しいけれど、なんとかしようと思っていること。そして、そのために、どんなふうに取り組んでいるか。

そんなことを伝えます。

離れていても、会社を支えてくれていることに変わりない

最後は、会社の業績やこれからの事業計画について、全体的な話をして。
「その一旦をあなたも担ってくれているんですよ。いつもありがとう」と必ず声を掛けます。

離れていても、自宅勤務していても。
会社を支えてくれていることに変わりない。

オフィスメンバーには逆に、なかなかこうした話しができずに終わってしまっていますが、在宅メンバーだからこそ、あえて意識して言葉に出すことにしています。

今日の一言

1on1面談を行うときは、何回やっていても「今日は上手くいくだろうか?」「時間を無駄にしないように」と、いつもドキドキします。

また、実際の対話は、予想をした展開にならないこともしばしば。

でも、とにかく顔を合わせて話を聴くこと。頷くこと。

それが大切なのだと思っています。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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