【課長に私もなるっ!】1984年当時の女性上司との出会いが教えてくれた管理職の道

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こんにちは。女性管理職20年の いくみ(@nesan_blogger)です。

私が「管理職になりたい!」と志したのは新卒で入社した会社で、身近に女性管理職の先輩がいたことからです。

当時、1984年。あれからもう41年も経ちますが今でもその時のことがパッと目の前に思い浮かぶほど、大きな出来事で、そして偉大な先輩でした。

ロールモデルに出会えたこと、それが今の原動力になっていると言っても過言ではありません。

解説します。

「課長に私もなるっ!」と誓う

その頃は「女性は結婚するまで数年働いて、結婚したら家庭に入るのが当たり前」の風潮でした。

なんか違うなぁ…と違和感を持っていましたが、それより何より、社内の身近に女性の課長さんが2人、係長さんが1人、ナント!女性管理職が3人もいるじゃないですか。しかもみなさん社歴10年以上のベテランです。

事務機器を扱っている小さな商社で、従業員も300人ほど。しかも1980年代。なぜ女性管理職登用が進んでいたのかは分かりませんが、さておき。

とにかくみなさん颯爽としていてカッコいいんです。
特に財務経理担当の課長さんは際立っていて、専門性の高さはもちろんのこと、経営陣からも当然一目置かれる存在。それでいて、どこかお茶目なところもあって、めっちゃ憧れました。

そして「課長に私もなるっ!」とルフィよろしく(笑)誓ったのです。

根拠も自信もなーーんもありませんが、とにかく「彼女のようになりたい!」その一心でした。

非正規雇用10年でもあきらめなかった夢

かように先輩方が活躍されていたので、ありがたいことに私もチャンスをもらって入社3年目に「主任」に就任。管理職の一歩手前です。さらに係長、課長を目指していきたいと意気込んでいましたが、結婚して広島市に転居することとなり残念ながら退職に至りました。

結婚して子供が生まれてしばらく無職でしたが、その後の再就職はとても大変で(子供がいて残業ができない、という理由で面接でやんわり断られる…そんな時代でした)アルバイトや派遣社員などの非正規雇用が10年続きました。

それでも、あのカッコいい課長の先輩のことが忘れられなくて、課長になるっ!ていう夢もずっとあきらめずに追いかけ続けて、現職に入社して3年目に念願の管理職に。めっちゃ嬉しかったです。

どこかに自分の目指そうとしている道を先に歩んでいる人が存在している

なぜ管理職を目指したのですか?と聞かれた時に、このお話をいつもお伝えさせてもらっていて、拙著の34ページ~37ページにも書いているほど。

偉大な先輩がいてくれたからこそなのです。

逆に女性がキャリアに悩む時に「身近にロールモデルとなる人がいなくて」ということもその理由の一つになっているとも聞きます。

確かにその点って大きいよなーー。私もあの課長さんたちがいなかったら今とは別の人生を歩んでいたかもしれません。

身近にいなかったとしても、どこかに自分の目指そうとしている道を先に歩んでいる人が存在している。
その「存在」となれるように、これからもSNSやブログや、発信し続けて頑張っていきたいなぁ。

あらためて心しています。

最後にひとこと

憧れの課長さんたち。私が最初の会社を退職して以降、残念ながらお会いする機会がなく今に至ります。

その後もさらにご活躍されて、今もどこかでお元気に過ごされていることを願って止みません。

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一部上場企業にて女性管理職19年の私が、あなたの悩み解決をお手伝いします。すでに女性管理職で活躍されている方、これから目指したいと思っている方、女性管理職とともにお仕事をされている男性の方、企業の育成担当者の方、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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