今から30年ほど前、1991年に米国アリゾナ州にホームステイをしていました。
バカンスで訪れたグランドキャニオン。その壮大さにただただ感激して、少しでも思い出を持ち帰りたいと現地で購入したポスターがあります。
土産物店で10ドルくらいで売っていた、なんてことのない写真ポスター。
スーツケースの底に入れて連れて帰ってきて以来、額縁に入れて飾っていました。
それから時は経ち。
ところどころ破損してしまった額縁を30年ぶりに買い替えて、その思い出が蘇った…今回はそんなお話です。
気がつくと、額縁がガラスと底板だけになっていた
東京→広島→大阪→東京と、度重なる私の転居に伴いこの額縁も幾度となく運ばれて、いつの間にか枠のアチコチが壊れてしまった。
接着剤で補修してなんとか保っていたものの、気がつくと、ガラスと底板だけになっていました。
どうしよう。
新たに買い直すとしても、額縁のような大きなものを探すのは大変だ。
ずっと悩みつつそのままにしてしまっていました。
Amazonで、ピッタリの額縁が見つかる
あらためて測ってみると「半切」というサイズであることが分かりました。
「356 × 432 ミリ」なかなかの大きさです。
結構な値段がするのだろうなー。
ところが、何気に見てみたAmazonでピッタリのがあるじゃないですか。
色合いも「木製ブラウン」で、まさに私が欲しいと思っていたもの。しかもセールで1,834円!小躍りしちゃいました。
数日後に届き、無事ポスターを収めることができました。
蘇った、グランドキャニオンの思い出
あらためて「定位置」に戻った、我が"グランドキャニオン"
すると、訪れた時の思い出が走馬灯のように駆け巡ります。
- コロラド川の何千年という侵食の繰り返しによりもたらされた、自然の芸術
- 壮大な渓谷の奥は、まるでパステルカラーのように、彩られていること
- 「パステルカラー」の辺りは、ネイティブ・アメリカンの保護地域でもあること
…etc.
そんなお話をホストマザーから教えてもらいつつ、言葉には言い表せない「パワー」を感じました。
「パステルカラー」が表現されている、このポスター。その後もずっと眺めつつ癒されてきたものです。
本棚の奥に、当時現地で購入したこんな本も見つけました。懐かしいなー。
今日の一言
長年の懸案であった、額縁の買い替え。
それによって蘇る思い出。
物を新たに購入するってことは、ここのところさほど興味がなくスルーしていましたが、たまにはこういう買い物もいいものですね。