在宅勤務の運用について、私が経験していることを記事に書きました。
このチームとまた別のチームでは、1人をのぞいて全員が在宅勤務、というケースもあります。
会社と各メンバーとのコミュニケーションだけでなく、メンバー同士のコミュニケーションもすべてリモートのため、なおさら難しい状況。
そうしたなかで取り組んでいることについて、ご紹介します。
オンラインミーティング
業務を進めてしばらく経ってきた頃。
ところどころで「不協和音」のようなものが生じているように感じ、全員が一堂に会してのオンラインミーティングを実施しました。
第一回目は「自己紹介」がメインとはなりましたが、みんなでワイワイ盛り上がって、有意義な会とすることができた。
画面を通してでも、お互いに顔を合わせることはとても大切だと実感です。
みんなの笑顔も見られて嬉しかった。今後も定期的に開催することとしました。
思惑が錯綜してしまう
それぞれの居住地も点在していて、バラバラの時期に入社してきたメンバーさんたち。
年齢やキャリアもさまざまです。
オフィスに居れば、雑談的にお互いの近況を伝え合ったり、仕事をしている様子を身近に感じ合ったり…と、関係性をを深めていけるものですが、在宅勤務の場合、電話やメールでつながっているとはいえ、物理的にはたった一人で仕事をしていることとなるので「空気感」のようなものが共有できない。
結果、お互いの思惑が錯綜してしまい、ともするとよろしくない方向に引っ張られます。
- なんで私だけ集中的に指摘を受けるのだろう
- なんで、あの人はこの業務しかおこなっていないのだろう
- 決められたルールに沿っていない人がいるように思う
…etc.
そして、同じ悩みを感じる人どおしが、リモートでやりとりして、さらにその「負の連鎖」が大きくなってしまう。
管理者である私も含めて、まずはオンラインでも顔を合わせることで、多少なりとも"お互い安心感をもつ第一歩"とできたようです。
誤解を生じさせないような工夫が必要
それ以降、ちょこちょこ各メンバーさんから相談がくるようになり、自分が気づいていなかった問題点について対策をしました。
- オフィスメンバーと、在宅メンバーとで、役割や担当業務が必ずしも同一ではないから、それぞれの担当を明確化してほしい。
→オフィスメンバーと在宅メンバーそれぞれの役割分担を明記して一斉メールを配信 - 指示命令系統が曖昧になっている。リーダーからの指示だけでなく、先輩社員からの指示も飛んできて、微妙に内容が異なっていることもあり、どっちの指示に従ってよいのやら?
→指示命令系統はリーダーからの一本化徹底を、あらためて伝えました。
小さなことでも、随時共有する。
「だいぶやりやすくなってきました。」とフィードバックをもらえて一安心。
離れているからこそ、誤解が生じづらい工夫を怠らないようにと…痛感です。
電話やメールだからこそ「なおさらコミュニケーション」を心がけよう。
今日の一言
仕事の場よりも、学びの場のほうが、こうした「遠隔コミュニケーション」は進んでいる。
私が学んでいるコミュニティでも、zoomを使ってのオンラインサロンがよくおこなわれています。
とにかく、コミュニケーションを密にしないと成り立たない…というのは同じ。
仕事の場でも、ぜひ、学びの場で活用されていることを活かしてゆきたいです。