クライアントさんとの対話。
うまくゆくときはよいですが、当然、お互いの状況が異なるゆえ、すり合わせや合意に時間がかかることもしばしばあります。
ここのところ、とあるクライアントさんの特有アプリを使用するのに、現有の設定だとうまく作動しないため、運用をどうするかで話し合いを進めていました。
システムにかかわる事項なので、社内のIT担当者に掛け合ってみるものの、イレギュラー対応にはなかなか首を縦に振ってくれません。
どうしても、セキュリティに関わる点の懸念がぬぐえない…というのがその理由。
なんとか対応できる策を提案してもらいましたが、かなりの費用がかかってしまう。
今度はクライアントさん側が、予算をにぎっているご担当者さんと掛け合ってくれます。
「その費用ではOKが出せない」とのこと。
困った、困ったーー。
お互いに頭を悩ませながら、さらに対話をしてゆきます。
再度、IT担当者のヘッドに直談判。
「かくかくしかじか、クライアントさんがお困りなので、なんとかお手伝いしたいのですが…」
最初は「この費用じゃないと、ダメダメ。下げられないからね。」と一蹴されそうになりましたが、
とにかく、営業担当者とともに粘る。ワタシタチがあまりにも鬼気迫っていた(笑)せいか、最後は折れてくれて費用の再調整をしてくれました。
とはいえ、劇的にお安くなった訳ではない。
再度、クライアントさんと対話をします。こういうときはメールでダラダラ書いても伝わらないので、電話をかけて直接お話する。
費用面も去ることながら、セキュリティ面でどうしても他の選択肢はおススメできない。
ついては、このお値段ではいかがでしょうか?
すると。
「いろいろとご調整をありがとうございました。では、見積書をください。」
やたっ!「見積書ください」っていうのは、ほぼオッケーのサイン♪
お互いの関係者とそれぞれ調整して、アーデモナイコーデモナイして、ようやくここに辿り着けたとき。
とても嬉しいものです。
あとは細かい点を整えてご注文いただき、最後は代金を頂戴する。
営業担当者氏、クロージングよろしくねー。