こんにちは。女性管理職15年の いくみ(@nesan_blogger)です。
年末になると、その年に活躍した人たちやプロジェクトのことについて、社内でのアワード制度があります。
それぞれの輝かしい成功体験は素晴らしい。
でもね。
アワード対象だったとしてもそうでなかったとしても、みんな1人ずつの成功体験があって、その大小にかかわらずどれも等しく尊いのです。
全ての部下さんへアワード。今回はそんなお話です。
順位だけでない、1人ずつの積み重ね
こうした表彰制度の場合は、とかく順位をつけることに終始してしまう。
No.1とかNo.3とか、それを称えることがもちろん、メンバーさんたちのモチベーションになるでしょう。
派手な業績を上げればその対象になりやすいし、顕著な数値が出しづらいチームだと、なかなかクローズアップがされにくい。
とはいえ。
売上を挙げて目標達成するというのは、企業の全業務に従事する1人ずつの積み重ねの結果でもあるんですよね。
大きな成功も小さな成功も、等しく尊い
とくに大きな成功を納めた場合は「自分たち、かなり頑張った」ってアピールをしたくなるもの。
ただ、一握りの成功は無数の小さな成功の積み重ねであって、そこに登場する人たちは直接関わっている人たちだけではありません。
あるチームがアワードされて、そうでないチームは「あのチームは凄いからね(でも、私たちはできていない)」って思わずに、あなたたちの小さな頑張りが間接的に支えてくれているからこそ。
例えば。
- 毎日の8時間をしっかり勤務して問題なく終えられた
- クライアントさんからとくに指摘なくスムーズに業務遂行できた
- 自分や家族が健康でつつがなく過ごすことができた
…etc.
毎日の小さな一人一人の成功。その賜物なのです。
全員が表彰台
この記事を書いている2020年。新型肺炎COVID-19の流行で、私たちの経済活動も苦難の連続。
それでも、前を向いて進んでいく。
企業の一員としてみんなが精一杯取り組んできた一年でした。
派手な成功体験ではなかったとしても、1人ずつの小さな成功体験。
少し大げさな言い方ですみませんが、No.1じゃなくてもNo.3じゃなくても、全てのメンバーさん、その取り組みが経済を支えてくれている。
実際にアワードの対象にならなかったとしても、全員が表彰台です。
最後にひとこと
毎年、アワードされるチームの影になって、ともすると悲観的になりがちな縁の下の力持ちたち。
私自身も部下の立場のときはそうした状況にあることが多かったので、みんな全員が素晴らしいんだよ。今年もたくさんお疲れさまでした。
そんなことを常に伝えられる上司でありたいです。