部下さんとの接し方で大切なこととは?叱るのではなく、気付きを助ける

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拙著『女性管理職が悩んだ時に読む本』の読者さんから相談をもらいました。

「上司からパワハラに遭って悩んでいます…」

辛い思いをたくさんなさっていることでしょう。

その上司さんにぜひとも伝えたい!
部下さんとの接し方で大切なこととは?

解説します。

高圧&攻撃的になる前に「1人の大人同士としてリスペクト」

この読者さん、仮にAさんと呼びます。

Aさんの職場リーダーさん、とにかく高圧&攻撃的な方のようで

「なんでそんなこともできないの」
「またミスやらかして!」
「それ、おかしくない?」

などといった言動がしょっちゅうで、部下さんたちがいつもビクビクしてしまっているようです。

上司は部下さんたちを指導、育成する義務がありますから、指摘したり助言したりするのは大切。

つい強い口調になってしまうこともあるでしょう。

でもね。

まずは、お互いに掛け替えのない生き方や考え方を持っている、1人の大人同士としてリスペクトする

この点を忘れてはなりません。

高圧的は何の改善にも効果にもならない

例え部下さんたちのパフォーマンスに問題点があったとしても、それを真っ向から否定したところで、何の改善にも効果にもならない。

仮に高圧的に「やりなさい」と言われて仕方なくやることなんて、ご本人にとって成果とは言い難い、むしろ、苦痛になってしまうもの。

同じことを伝えるのにも”物は言いよう”

言い方を変えるだけで改善や効果に結びつけられるのです。

叱る、叱責するのではなく、気付きを助ける。

例えば

「それ、おかしくない?」
と言い放つのではなく
「それで合ってるかな?ちょっと違うかもしれないよ。もう一度やり方おさらいしてみて、解らないことを挙げてみて」

叱る、叱責するのではなく、気付きを助ける。

人に対して一方的に高圧的に振る舞うのって、発する本人だって心疲れるはずだし、そんな態度をとったところで、誰も得しません。

間違っていることは反省を促し、より良い方向に道案内をしていく。そして、成果へと繋げていく。

部下さんとの接し方で大切なこととは、この一言に尽きるといっても過言ではないです。

私自身も、もちろん最初からできていたわけではありません。

ついイラッとしたり高圧的になってしまったり…失敗を何度かやらかして、部下さんとの関係性が壊れそうになったり、そんな繰り返しを経ての気づいたことです。

最後にひとこと

Aさん「いくみさんの本、うちの上司にも読んで欲しいくらいなのですが、何を見ても聞いても変わらなさそうな人だから…でも自分が読んでみて、ちょっと救われました」と言ってくれて、とても嬉しくなりました。

これからもその上司さんと仕事をしていかねばならない、Aさんのことが心配でなりませんが、

「どうぞご自身を労うことを忘れずに、辛かったらまたいつでも連絡くださいね」

とお伝えしました。

この記事と関連する動画を公開しています。

拙著のページは84ページから。よろしければ合わせてご覧ください。

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一部上場企業にて女性管理職19年の私が、あなたの悩み解決をお手伝いします。すでに女性管理職で活躍されている方、これから目指したいと思っている方、女性管理職とともにお仕事をされている男性の方、企業の育成担当者の方、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は上場企業で19年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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