働きながら子どもを育てる 思春期がさらに進んだものの、「部活」がコミュニケーションの糧になった 高校生時代前半

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働きながら子どもを育てる。
思春期突入で親もとまどいながら、周りの方々に助けていただき中学生時代を終えた。

息子が通っていたのが中高一貫校なので、高校進学の際は受験をせずに済みましたが、さらに、大人への階段を上りつつある高校生時代。いよいよ、大学受験も近づいてくる。

相変わらず、家ではほとんど口を開かず。毎日どうやって過ごしているのか、皆目分からず。
ヒタスラ携帯電話とにらめっこしている。時々ニヤリとしてたりして…お友達とのメールが飛び交っているのでしょう。

イライラしても気にしても詮無い。そんなふうに自分を納得させる日々でした。

ただ、部活を頑張っていたので、それがコミュニケーションの糧になったものです。

部活は"人生の学びの場"でもある

時は2008年。高校に進学すると、受験を理由に部活をやらない生徒さんが増えていましたが、
我が家の家訓は「部活をしない者は家の敷居をまたがせない」(笑)

なぜならば。
夫も私も、自身の経験から、部活はその後の人生のために、とても大切な学びの場になると考えていたためです。

我が息子、
小学生のときは野球をやっていましたが、中学時代はサッカー。高校でも引き続きサッカー部に入部しました。
当時の息子の高校サッカー部はとても強く、部員数も半端ない。高校から入学してきた仲間もいて、みんなとても優秀です。

中学は1期生でしたので、先輩はいなかったけれど、高校に進むと、厳しい先輩ぞろい。
本人は口にしませんでしたが、ビシビシしごかれている様子が、「ママ友情報」から伝わってきます。

先輩より早く行って準備をする。なにかミスをすると1年生全員が怒られる。
大声で挨拶をする。なにごとも率先して行う。
…etc.

身体だけでなく、心も鍛えられるものです。
これらの経験は、社会に出てもきっと役に立つ。私も、よく試合を見に行ったりして応援しました。

部活を通じて、親子コミュニケーション

幼少時からサッカーをやっていたお子さんに比べて、中学から始めた息子は、その上達になかなか苦戦中。

とある日。
「自主練に付き合ってくれー」といわれました。

思春期が進んで、さらにコミュニケーションもままならなくなってきたこの頃。二つ返事で引き受けちゃう♪

毎日、仕事から帰って来たとたん「お母さん、準備して!」と声をかけられ。
ほっと一息つく間もなく、ジャージに着替えて自宅近くの公園で、パスやキック、ヘディング練習の相手をします。

平日は帰宅が遅い夫は、土日担当。
(ちなみに、張り切りすぎたせいか、ほどなく夫、骨折してしまいました…泣)

私が見る限りでは「上手じゃないの~」と思うのですが、強豪揃いのチームメンバー。
なかなかレベルの差が埋まらないようです。

この「自主練」は3ヶ月くらい続きました。寒い季節だったから大変だったけど、
毎夜の息子との時間。楽しかったな。

ラグビー部に転向する

1年生も3学期になろうとしていた頃。
ママ友から「○△クン(←息子の名前)サッカー部辞めるってうちの子が言ってるんだけど」と電話がかかってきます。

えーーっ!どういうこと??
しかもそもそも、それをママ友から最初に聞くなんて…

帰ってきた息子をとっつかまえて「ちょっとちょっと、どうなってるのよ~」と訊ねると。

このままの自分の実力だと、試合にも出れそうにない。
ラグビー部の友達が「こっちなら、すぐにレギュラーになれるよ。なにしろ部員が少なくて困ってるから」と誘ってくれた。
レギュラーになりたい。だから、ラグビー部に変わることにした、との由。

途中でなにかを辞めるのって、よくないと思うのだけど。
本人なりにいろいろ悩んだ末なのだろうから、この決断には、エールを送りました。

その後は、ラグビーまっしぐら

サッカー部の顧問の先生や先輩、同級生から、かなり引き留められたようですが、なんとか区切りをつけて
晴れてラグビー部に転向。
3年生で引退するまでは、もう「ラグビー一色」といっても過言でない、息子の高校ライフでした。

初心者の彼に、先輩達がやさしく指導してくれているようで、それもありがたい。
毎日、アチコチかすり傷だらけでしたが、しばらくしたら試合にも出させてもらうようになり、充実している様子。
ほっとしました。

勉強はどこへやら?ま、そんなことより、部活のほうが大事だわ。
かなり下り傾向にあった(笑)息子の成績についても、さほど気になりませんでした。

進路をきめる

高校も2年生ともなると、いよいよ進路(大学)を決める段になってくる。
1年生の終わりに先生と三者面談も行い、理系コースを選ぶことにしました。

授業もさらに難度が上がってゆく模様。部活との両立、大変そうだなー。と心配でしたが、相変わらずラグビー三昧、ダンマリ三昧(汗)
しかも、疲れているせいか、帰宅して夕飯を食べたらいつの間にか爆睡している…

おーーい。いつ勉強してるんだー?

すると、ある日。

「塾に行きたい」
と言い出します。

えー?だって、部活終わって帰ってくるの、20時過ぎじゃない。それから行けるところってあるの?

なんでも、チームメイトが通っている某塾は、ビデオ学習がメインのため、時間を自由に組み合わせられるとのこと。
さっそく親子で説明を聞きにいって、入塾することにしました。
料金は少々お高めでしたが、部活生にとっては、ありがたい制度です。

その後は、部活→塾の日々。
帰宅するのは毎日22時過ぎになりました。

息子よー、がんばっているなー。

ワタシ的には、さらに残業できる時間が増えたものだ〜と実感したりして。

「恋バナ」もなく

一方、いわゆる「恋バナ」みたいな話題は「ママ友情報」でも、まったく伝わって来ず…
チラホラ「彼女が居る人」「彼氏が居る人」の便りも聞く。
たまに休みの日に出かけるときも、時々我が家にお友達が遊びに来るときも、オール男子。

ま、いっか。
きっと「好きな女の子」みたいな存在はあったのではなかろうか?と推察します(笑)

今日の一言

そんなこんなで、あっという間に過ぎつつある、高校生時代前半。

この後は、部活引退、大学受験へ。またまたイロイロなことが起きるものです。

<大怪我をする><引退の日><夫の転職><受験><そして、卒業><直後に東日本大震災>

…後半はこちらの記事をどうぞ。

お読みくださり、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は上場企業で19年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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