「申し訳ございません」に気持ちがこもっていない! 我がチームリーダーの「目標じゃなくビジョン」に感服
職場メンバーのKさんがクレーム対応に追われています。
クライアントさんとの行き違いがあり、お相手が激昂してしまったようです。
Kさんの応対プロセスは、手順書どおりで間違ってはいないのですが、ちょっとしたコトバの選び方で、先方の"怒りスイッチ"が入ってしまった模様。
電話ヤリトリで、ひたすら「申し訳ございません」と謝っている様子を、皆で息を潜めて見守る。
すると、テレビ番組のA.D.さんよろしく、リーダーが何やら紙に書いて、彼女の目の前に掲げています。
『申し訳ございませんに、気持ちがこもっていない!』
このリーダー、何より「心」を大切にしている。
まずは「目標」じゃなくて「ビジョン」
かっこいーなー。
手順どおりに行ったのにクレームになってしまったとき。
「私は間違っていないのに、なんで怒ってるのよぉーー!」ってなっちゃいがち。
すると、
「謝ればいいんでしょ。謝れば」
といった"ぞんざいな感情"が出てきて、一生懸命「申し訳ございません」と言っているつもりなのに、
それが伝わってしまうんだろうな。
この人はなんで怒っているのだろう?
あとから冷静になって考えれば、答えが見つかるかもしれないけれど、こういうときは、言われる側もかなり混乱しちゃってます。
だからそんなときは「分析」じゃなく「気持ち」
その後程なくして、Kさんの電話は完結できたようだ。
一方、彼女の感情はまだきっと、"宙をさまよって"いるのだと思います。
ワタシにも経験がありますが、相手にシコタマ怒られた後の、ドキドキソワソワした感情。
対応記録を促すリーダーが、項目ごとにひとつひとつチェックをしています。
ここでようやく「目標」を示しているんだろうな。
まず「ビジョン」を示して、その後具体的に「目標」を示す。
我がリーダーのビジネスマインドに、あらためて感服。
しばらくして、Kさんがいつもの朗らかさを取り戻している様子にも安堵しました。
リーダーさん、お見事。
ちなみに、その後別件で他のクライアントさんに謝っていた彼の「も、もうしわけ、ございません!!」にめっちゃシビれたーw
☆"「目標」ではなく「ビジョン」"については、樺沢紫苑先生の『アウトプット大全 』で学ぶことができます。
あわせて読みたい
謝ることが目的ではない――クレーム対応の正解は「ゴールを目指す」だったクレーム対応での謝り方に悩む方へ。ひたすら謝るのではなく、相手が求めるゴールを目指して受け答えする考え方を、専門家から学んだ気づきとして紹介しています。この記事を読む →
仕事の場で「すみません」はOK?NG? NGだと私が考えるワケ言葉の選び方で伝わり方が変わると感じた方に。職場でよく使う「すみません」が謝罪と感謝のどちらにもなる曖昧さと、使い分けの考え方がわかります。この記事を読む →元 プライム上場企業にて女性管理職22年の私が、あなたの悩み解決をお手伝いします。すでに女性管理職で活躍されている方、これから目指したいと思っている方、女性管理職とともにお仕事をされている男性の方、企業の育成担当者の方、どうぞお気軽にお問い合わせください。