こんにちは。女性管理職16年の いくみ(@nesan_blogger)です。
2020年からの新型コロナウイルス流行で、テレワークメインで勤務するようになって1年が経ちます。
リモートでコミュニケーションをおこなうのには、複数名での会議ツール、個人どおしのチャットツール。それぞれを利用しています。
私の勤務先では、会議ツールはZoomまたはMicrosoft Teams。チャットツールはSkype for BusinessまたはLINE WORKSを併用。
それぞれの使い勝手について、1年やってきての感想をお伝えします。
私はさほどITに詳しくはないため、機能的な面というより、あくまでも「仕事をしていく上で個人的に気づいた感想」なのですが、ご了承ください。
会議ツール:ZoomとTeams
Zoom | Teams |
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画質や音声がクリア | 画質、音声ともにややくぐもった印象 |
対外的なミーティングの際はほぼZoom使用 ※社内外問わず、招待URLに接続するだけで簡単にアクセスできる |
社内のミーティングはほぼTeams使用 ※Microsoft office環境下だと手早く会議招集できる |
有料版の設定をしていない場合、参加者3人以上だと40分という時間制限に左右される | 時間制限無く使える |
共有資料の「全画面表示」がワイドで見やすい | 共有資料の「全画面表示」をしても、あまり大きく表示されない印象 |
ZoomとTeamsそれぞれのワンポイント
それぞれのワンポイントについても補足しておきます。
【Zoom】アメリカの「ズームビデオコミュニケーションズ」が提供している、オンライン会議に特化したシステム。ファイル共有やチャットなどの機能もあるが、会議終了とともに利用できなくなる。
Zoomミーティング
【Microsoft Teams】Microsoftが提供しているグループウェア。スケジュール管理やチャット機能等プロジェクトの進行を支える機能複数、それらの一つに、オンライン会議機能がある。よって、会議を開催していない時でも、チャットやファイル共有等が可能。
Microsoft Teams
時々「 Zoomのセキュリティに懸念が報告されたことより、社内外問わずTeams推奨でお願いします」などといったアナウンスが社内になされることもありますが、どちらもオンラインミーティングに便利であることに変わりありません。
ただ、上記の表中にも書いたとおり「対外的なミーティングはZoom、社内はTeams」といった風潮になっています。
Teamsは、相手方も原則そのアカウントを有している必要があり(ゲストユーザとして招待することは可能だけれど、一部機能が制限されてしまう)
一方、Zoomは、アプリケーションを設定してあってネットワークに繋がってさえいれば接続できるので、社外のお相手にとってストレスが少なくて済むというのが、その風潮になっている所以かもしれません。
チャットツール:SkypeとLINE WORKS
チャット機能は、ZoomやTeamsにもありますが、個人どおし対話の場合はいちいちこうしたツールを立ち上げなくても、チャットに適したツールの方が便利です。
やはり「個人的な感想」ではありますが、我が勤務先で利用しているSkypeとLINE WORKSについて。
Skype | LINE WORKS |
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テレワーク以前から使い慣れていて、PC起動と同時にセットアップされているので、手軽 | 「LINE WORKSアプリ」を立ち上げて使用するため、Skypeよりほんのひと手間プラスになる |
同じ相手でも、対話ログが上手く残らないことがある | 同じ相手であれば、対話ログを時系列で見ることができる |
スマホとの同期ができず、PCがスリープ状態やログオフのときにはタイムリーにチェック不可 | スマホと同期ができて、PCがスリープ状態やログオフのときにもスマホで瞬時にチェック可能 |
SkypeとLINE WORKSそれぞれのワンポイント
【Skype for Business】は、テレワークより随分以前(私の記憶にある限りでは、おそらく2010年台頃)から、チャットや少人数でのミーティングツールとして浸透してきました。
ただし、表中にも書いたとおりログが上手く残らなかったり、ちょっとしたPCの不具合で相手に表示されなかったり…そんな現象が時々起こります。
加えて、Microsoft社のウェブページによると、本サービスは2021年7月31日を以って終了。
Skype for Business Onlineの提供を2021年に終了
理由は、Teamsにそのサービスを集約するためとのことです。
一方【LINE WORKS】は「ビジネス版LINE(有料)」
私は仕事上ではチャット機能しかほぼ使っていませんが、多機能を備えています。
トーク(チャット)やメール、アドレス帳のほかにも、社内周知ができるホーム(掲示板)や、メンバーの予定も把握できるカレンダー、資料やファイルをどこからでも保存し閲覧できるDrive、さらに社内外のユーザーに実施できるアンケートなど、仕事で活用できる充実した機能が1つのアプリに揃っています。
ーLINE WORKS ウェブページより引用
Teamsでチャット機能も活用するって…現時点ではまだピンとこないのと、LINE WORKSがなんと言っても便利な点は、スマホとの同期。しばらくはメインに活用していくこととなりそうです。
最後にひとこと
テレワークをスムーズに進めていくのに、ITツールの発展というのは欠かせない。
この1年をやってきて、リモートであってもコミュニケーションを円滑に図るために活用してきたものについて、その感想をご紹介しました。
今後もテレワークメインでの働き方は続いていくことでしょう。
様々なツールにサポートしてもらって、よりスムーズに業務を進めていくよう努めたいものです。
私のテレワークは「リビングルーム」が実施場所。そのコツについて、こちらの記事もご参考に。