突然に「異動」と言われたとき 仕事を続けるか辞めるかどう捉えるか?会社員35年の私の経験をお伝え

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こんにちは。会社員35年の いくみ(@nesan_blogger)です。

毎年10月と4月は、各企業で組織改編がおこなわれる時期。我が勤務先でも同様です。

突然に「異動お願いします」って言われたところで、スンナリと受け止められないこともありますよね。
そんなときにどう捉えるか?

会社員生活の大半を現在の勤務先で過ごしてきた、私の経験や考えについて。

ご紹介します。

突然の異動辞令に戸惑ったときの捉え方

この記事を書いている2020年9月。現在の勤務先に入社して19年目を迎えています。

もちろん、この18年間順風満帆なことばかりじゃない。女性管理職としては15年携わらせてもらっていますが、途中途中で何度か「突然の異動辞令」に遭遇したものです。

人事というのは会社の全体方針として決まることだと頭では理解しているものの、自分が希望しないポジションへ配置されるのは、なかなか辛いもの。

会社員ですから上の指示に従わなければなりませんが、それを自分自身で落とし込めないならば意味がありません。
なかなか落とし込めずに戸惑ってしまうときに私が基軸にしていること。

それは「この会社のビジョンに共感できているか?立場はどうあれ、この船に一緒に乗っていたいと思うか?
という点です。

ビジョン(企業理念)がいかに浸透されて、一緒になってキラキラできるか

では、自分が勤めている会社のビジョンというのはどうキャッチアップをすればよいのでしょうか。

代表者から全社員に向けて語られたり、イントラネットで共有されたり、はたまた、公開されているウェブページでも示されていたり…と経営側もそれを伝達することに工夫を凝らしていることでしょう。

でもね。

お題を掲げるのなんて誰にだってできます。

肝心なのは、経営側が心底そのビジョンを大切にしていて、かつ、各社員にいかにそれが共感されて、一人一人が自分ゴトとして捉えながら日々の業務に取り組んでいるのか?ということ。

管理職である私は経営側と話すことができる立場にいるので、代表者自らがお題だけでなく、ビジョンの実現に向けてキラキラと過ごしていることを実感する機会が多くあります。

自分が感じているだけでなく部下さんたちにも「伝道師」となるべく、そのキラキラを伝えていく。

理屈というより感覚としてこの「キラキラ」が受け止められればよいのです。

続けたいのか、辞めたいのか

とはいえ。

それまで一生懸命おこなってきたことに、突然梯子を外されてしまったら悔しい思いでいっぱいになってしまうもの。

もうやってらいれない。辞めてしまおうか…正直に言いますとそんな場面も何度かありました。

じゃあ私は続けたいのか、辞めたいのか?冷静になってあらためて自問自答します。
この会社のビジョンに共感できているか?立場はどうあれ、この船に一緒に乗っていたいと思うか?

その都度自分で出した結論は「この船に乗っていたいと思う」つまり、続けたいと決めた。そして、今に至ります。

逆にいえば、ビジョンに賛同できない、船から降りたら新しい世界が見つかるかもしれない…そう捉えるならば、転職すること、つまり、辞めたいと決めるとよいです。

最後にひとこと

私は現職に至るまでに3回転職をしてきました。夫の転勤と子育て…というやむを得ない事情の場合も含まれますが、それ以外に転職を決意するポイントとなったこと。

それが、ここまで書いてきた、この会社のビジョンに共感できているか?立場はどうあれ、この船に一緒に乗っていたいと思うか?です。

雇用する側もされる側も、この思いが一つになっていたらきっと長くご縁が結べるもの。

仕事を続けようかどうしようか?はたまた、社員がなかなか定着しなくて困っている…社員側や企業側として、もし悩んでいる方がいるならば、この記事が参考になれば幸いです。

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一部上場企業にて女性管理職19年の私が、あなたの悩み解決をお手伝いします。すでに女性管理職で活躍されている方、これから目指したいと思っている方、女性管理職とともにお仕事をされている男性の方、企業の育成担当者の方、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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