なにごとも「説明」が大切 オフィスのレイアウト変更で大騒ぎにならないために

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勤務先オフィスのレイアウト変更を行うこととなりました。
これまでもフリーデスクで、長机を皆でシェアして使っていましたが、メンバーが増えることもあり、今まで3名で使用していたデスクを4名で使用しなければなりません。
「レイアウト変更隊長」(経営陣)が考えたアイディアは、1人分ずつ衝立を設置して仕切るというもの。

固定机に比べて長机は、占有面積を節約するのに便利ではありますが、シェアする人数が1人増えることによってストレス度合いも嵩むようで、メンバーは大騒ぎ。

「ただでさえ狭いのに、衝立が加わったら圧迫感満載です」
「スペースを広く取って行う必要の作業もあるから、衝立ができたらスムーズにいかなくなります」

一方、

「となりの人と仕切りができたほうが集中できる」
や、
「となりの人から風邪をうつされたことがあるので、衝立があれば予防できそうだ」
などと、少々ユニーク(?)な意見も飛び出す。

環境に対しての個人個人の感覚が異なるのは仕方ないですが、そのなかで調和して仕事を効率よく進めてゆかねばならないから、難しいものです。

大騒ぎは止まるどころか、どんどんエスカレート。
挙句、
「決まったことなら従うしかないですが、働く側の状況とか考慮されずに、勝手に決められちゃうんですね‥‥」

こりゃイカン。
隊長に相談にゆきます。

「なんで衝立が必要なのでしょうか?メンバーから、圧迫感があって困る。という意見もあるのですが」
すると隊長、
「衝立がないと、つい、3人で座っちゃうでしょ」

ガクッ。
なんとpoorな発想‥‥。

「そんなもんなくたって、4人で座りますから!」
と、半分啖呵を切りつつ「衝立ナシ」をゴリ押し(笑)

ついでなので、2人のリーダーさん達に希望のプランを出してもらうことにしました。

レイアウト変更って、ややセンシティブな出来事なのですよね。
些細な点もあるかもしれないけれど、こういうことには、プランニングはもちろんのこと、情報や指示の出し方には気をつけなくっちゃ。
しかも、レイアウトを変えたら少しでも働く人たちが「キラーん」とならなきゃ、お金をかける意味がありません。

1人1人の希望をすべて受け入れていたら収拾がつかなくなってしまうので、ある程度トップダウンも必要ですが、
「こういう理由で、このように変える」という点が明確であれば、そんなに騒ぎにならずに済みそうです。

なにごとも「説明」って、大切だわー。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は上場企業で19年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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