職場の部下さんと定期的に面談をしています。
いわゆる「1on1」
組織編成が一部変わって、最近私のチームに加わったメンバー。面談をするのは初めてです。
業務上の必要な確認事項が終わった後は、自由に話してもらいます。
すると、それまでの様々な歴史を部下さんは切々とおっしゃる。「あの時はよかった。でも、今は変わってしまった」
私も正直に伝えます。
「ごめんねー。『あの時』って、昨年異動してきた私には分からないから。
でも、今自分に与えられたことを一生懸命やって、より良くしていきたいと思ってるよー」
残念ながら、反応はありません。
しばらくして出てきた言葉が「どうしても今の仕事に前向きに取り組めないのです」
じゃあ、どうしたいのかな?と聴いてみても、「自分でも分からないんです」
なるほど。
「前向きになろうと思うポイントを見つけるか、方向転換するか、シンプルに考えるとそのどっちかだよねー」
「そうなんですけど‥」
その後あれこれ話しを聴いてみるも、結局堂々巡りになってしまいました。
なるべく「寄り添おう」と思って臨んでいるのだけれど、なかなか上手くいかないこともある。
まだ一回目だから、少しずつ距離を縮めてゆくしかないかな。
そんなときにピッタリの本を見つけた。これを読んで、次の面談にのぞもう。