研修を行う講師と受講者 「思いの違い」を結ぶのは難しい

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業務知識に付け加えておいたほうが良いと思われるテーマの研修を、企画することになりました。

自部門だけでまかなえないときは、他部門の専門家にヘルプを要請します。
今回のテーマもその状況。

講師を引き受けてくれた方は、その道ウン10年のベテラン。
かなりの知見をお持ちなのですが、なにしろ「こだわり」が強し。

このテーマについては、初めて知る受講者たちなので、いわゆる基礎知識、イロハの部分を教えてもらいところなのですが、講師氏。
「なぜコレが必要なのか?コレを行わなかった場合、どんなことが起きるのか?
アタシの研修はねー、そのマインドをシッカリと伝えたいのですよー。なぜって、それが最も重要だから」

もちろん、とっても大切なことです。
マインドを知らねば、上っ面だけ仕入れても身にならない。
おっしゃるとおりなのです。

が、しかし。

なにしろ用語やら周辺事情やら、何から何まで全く初めての受講者さんたちなので、まずは"ソモソモのところ"から。どうかよろしくー。

ヤンワリと頼んでみるも。
「そのあたりねー、アタシはやらないの。
とにかく、マインド!」
‥‥頑として聞き入れてもらえそうにない。

とほほほーー。

受講者さんはみなお若い、いわゆる"マニュアル世代"なヒトタチ。
だから、まずは知識を説明して、そしてそのうえでマインドや背景を伝えて‥とするのが良さそうに思うのですが、仕方ない。

みんなにこの経緯を話してみます。
すると。

「あー。似たような研修を受けたことがありマス。でも、なんだかよく分からなかった‥。だから、そういう講義だったら受けなくていいです。自分たちでなんとか学習してみます」

あれまー。

専門家と初心者、なんとか架け橋になろうと試みたけれど。うまくゆかないものだなー。

もっと自分が鍛錬して、このテーマについて教えられるようになるとしよう。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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