『イングリッシュ・ドクターのTOEIC L&Rテスト最強の根本対策 PART5』(西澤ロイ 著) 英文のしくみを知ることで「技術でなく自然に」英語を読むようになれる本

英語の勉強を長年続けてきました。TOEICも何回か受検。
しかしここのところは、その点数を上げることばかりに腐心してしまい、本当に英語が身に付いているのだろうか?自問自答の連続でした。

そんなときに出会った西澤ロイさん。
「技術ではなく心から自然に、英語を使えるようになる」ことを教えてくれる素晴らしい英語の師匠です。

2017年12月発売の『イングリッシュ・ドクターのTOEIC L&Rテスト 最強の根本対策 PART1&2』

本書はその続編として2018年3月に発売されました。
前書はリスニングにフォーカスされていましたが、今回はリーディング、そのために必要な文法をとりあげてくださっています。

文法とは、しくみを知るための基準

「文法」と聞くと、学生時代の文法授業のつまらなさが思いだされ(笑)、なんとなく苦手意識が走ります。
しかし本書では以下のようにアドバイスしてくれています。

「意味」情報よりも先に、「品詞」や「文型(骨格)」などの「構造」情報をつかむ。
英語に限らずすべての言語において「構造情報」が土台となるのです。

文法って「しくみ(構造情報)を知るための基準」なのですね。なんだか文法を知ることが楽しくなってきました。

三段階の構造情報

具体的な英文の構造情報について。本書では以下の三段階にそって詳しく解説されており、それぞれ演習問題で確認してゆくことができます。

  1. 7つの品詞
  2. 「語句」レベルの品詞をつかみ、「骨格」を見つける
  3. 文型

7つの品詞

名詞、動詞、形容詞、副詞、前置詞、助動詞、接続詞。
演習でサンプル文の各単語がどの品詞なのかを書いてゆく。が、いままでの「思い込み」で正しく回答できない箇所も多々。
「思い込み」を捨てて「構造」っと、念じながら進めていかなくっちゃ。

「語句」レベルの品詞をつかみ、「骨格」を見つける

続いて、単語をカタマリ毎(語句)に仕分けをし、文章のなかで主題となっている「骨格」を見つけます。

小骨を取り除き、骨格部分だけを残すことができると、最初は難しそうに思えた英文が、少し簡単に見えてきたのではないでしょうか。

ふむふむ。なんだか「私がいいたいことをわかってちょーだいねー」と「英文さん」が訴えているように見えてきました(笑)。

文型

三つ目は「文の要素」である、文型。
SV、SVO、SVC・・・またまた文法授業の苦い思い出がー。

まずは「主語探しクイズ」で演習。すると、次に動詞がきて、目的語や補語がくる。
とってもシンプルに思えてきました。

大切なのは構文、つまり単語動詞のつながりをしっかりと”感じられる”ことなのです。

形式や分類じゃなくって「つながり」。素敵な表現です。文型って夢がありますねー。

 

演習は多くのページを割いて回答と解説が詳しく書かれており、なかなか理解ができずにウンウン唸ってしまうこともありますが、そんなときはコラムで一休み。

たとえば、

英語というものは結局一定の構文に従って名詞が並べてあるだけなのです。品詞をいちいち考えることや、骨格を探すことに苦手意識を感じる人もいるでしょう。そんな場合には「論理的なパズルを楽しむ」と思うとよいかもしれません。

よっしゃ。パズルに挑戦だ!と思うと、楽しさが加わってきます。

「構造」と「意味」を切り離して考えられるようになる

本書を読んでもっとも刺さった点。それは、「構造」と「意味」の切り離し

これまでの自分の英語学習の最大の悩みは、意味(単語のボキャブラリー)が分からないことに始まり、結局文章の構造も理解できていないのと、ごちゃまぜなことだったのだと気づきました。

「構造」は型があって限られているもの。
一方、『意味」(単語)は無限。

無限から入ってしまうからいけなかったんだ。
まずは「構造」という土台をしっかり身に着けることで、意味の世界にも広がってゆくことができる。

英語を「技術でなく自然に」読むことができるようになれそう!ワクワクしてきました。

英語って、深いなー。

TOEICにチャレンジしている方もそうでない方も、ぜひお薦めの一冊です。

おまけ

満員電車だと猛然とヤル気が湧いて集中できるワタシ(笑)。問題用紙はダウンロードして繰り返し演習することができます。

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ねーさん(ikumi3)
ねーさん(ikumi3)
☆100年ライフサポーター/ブロガー/いろいろ学び人☆

30数年会社員まっしぐら。しかし、定年まであと数年…今後の100年ライフを目指しさまざまな学びにチャレンジしています。このブログでは、私のそんな思いや実践を、同じ世代の方々や、その後ろの、背中にいらっしゃる世代の方々にお伝えしたいです。→詳しいプロフィールはこちら