こんにちは。女性管理職21年の いくみ(@nesan_blogger)です。
部下さんの中で「つい、焦ってしまうタイプ」がいます。
そんな彼にアドバイスしたことがあって、「目からウロコです!」と喜んでもらえて嬉しくなりました。
同じように「焦ってしまう、どうしよう…」というあなたへ。そして部下さんに寄り添う上司へ。
参考にしてもらえたらとこの記事を書きます。
神経質でつい、焦ってしまう部下さん
仮に、その部下さんをHさんと呼びます。
Hさんはやや神経質なところがあって、業務フローや新しいシステムなど、周囲に変化が起きるたびに慌ててしまったり、何かに差し迫られているような様子が見受けられます。
一時的なことならば、そのまま見守っておきますが、つい先日かなりその「焦りの様子」が続いていたので「大丈夫ですか?」と声をかけてみたのです。
すると。
「私、変化があると焦ってしまうんです。それが自分の短所で、焦ってはいけない…と頭では理解しているんですけれど…」
と、済まなそうに答えてくれます。
私自身は元々は結構ノンビリ構えるタイプでしたが、年齢を重ねていくにつれ、特にここ最近は「つい焦ってしまう」ことが増えてきました。
だから、Hさんの気持ち、とってもよく分かります。

焦ってしまうときに、かけると良い言葉
そんな時には自分で自分に声をかけるようにしていて、それは「焦ってもいいよ。」ということ。
例えば、変化のスピードについていけないとき。
焦るのは自然なこと
でもその焦りを責めると、心が固くなっちゃうんですよね。
だから、「焦ってもいいよ」と、自分に言ってあげるだけで、ふっと心が軽くなってくるもの。
焦りは決して敵ではありません。むしろ、「今、自分は新しいことに挑戦しているんだ」というサイン。
焦りを感じるということは、変化から逃げていない証拠、成長しようとしている証なのだから。
「焦ったとき、こんなふうに私は考えるようにしています。」
Hさんに伝えたら、冒頭で書いた「目からウロコです!」と言ってもらって、
「焦るのは悪いこと、そんな自分はダメなんだと決めつけていました。ありがとうございます」
こんなやりとりをしていて、近頃つい焦ってしまう自分にも励ましになれました。
個性と上手く付き合っていくことが大切

もしかしたら「焦ってしまう」というのは、Hさんが言うように短所なのかもしれませんが、
自分自身のことだとしても、今回ご紹介したようなタイプの方に寄り添っていく時でも、個性と上手く付き合っていくこと、大切。
部下さんとの対話であらためて気づかせてもらって感謝です。



