こんにちは。女性管理職21年の いくみ(@nesan_blogger)です。
SNSやブログで情報発信を続けているあなた。
「一体何のために発信しているんだろう…」そんな風に立ち止まってしまうこと、ありませんか?
毎日投稿を続けても反応が少なかったり、ネタに困ったり、時には「こんなこと書いて誰かの役に立つのかな」と不安になったり。
実は私自身も、かつては家と会社の往復だけ。SNSなんて一つもやっていませんでした。
そんな私が情報発信を始めて気づいたこと。それは、発信することは「誰かのため」だけでなく「自分自身のため」にもなる、ということ。
この記事では、情報発信がもたらす思考の整理効果と、発信する側と受け止める側が生み出すシナジーについて、私の経験を踏まえて解説します。
発信することで、あなたの思考が驚くほどクリアになる
この記事を読むことで、あなたはこんなことが理解できます。
- 情報発信が自分自身の思考整理になる理由
- 発信を続けることで得られる”予想外の効果”
- 発信する側と受け止める側の双方にメリットがある仕組み
- 苦しい状況から抜け出すきっかけとしての情報発信の力
「誰かのために」と思って始めた発信が、実は「自分のため」にもなっている。
そのことに気づくと、発信することへの迷いが消えて、もっと自然体で続けられるようになるのです。
家と会社の往復だった私が、情報発信を始めたきっかけ

私は現在、会社員をしながらビジネス書の著者でもあり、SNSやブログでの発信もやっています。ところが、元々は家と会社の往復しかしていませんでした。
そんな私が情報発信を始めたのは、ある苦しいことがきっかけでした。出会ったのが「情報発信をして世の中の役に立とう!」と教えてくれた師匠。
当時の私には「情報発信で役に立とう」とは一体全体どんなことなのか?全く理解が出来ていなくて、しかも、SNS発信なぞ一つもやっていませんでした。
なのですが。
役に立てるってきっとやりがいに違いない!と希望を持って、一つ一つの投稿を続けていったのです。
発信を続けた先に待っていた”予想外の変化”
そうして続けていった結果、どうなったか?苦しいことから、いつの間にか抜け出すことができていたのです。
そして、情報発信者、著者として新たなチャレンジを続けることができるようになりました。
なぜ、発信を続けることで苦しい状況から抜け出せたのか?それは、発信するために「自分の考えを言語化する」プロセスを繰り返していたから。
頭の中でモヤモヤしていたことを、文章にする。その作業を通じて、自分が何に悩んでいるのか、何を大切にしているのか、どうしたいのか。
それらが少しずつクリアになっていきました。

質問から気づいた「発信の本質」
そんな私の経験を、とあるイベントでお伝えさせてもらったところ、ありがたいことに多くの方々に共感いただけました。
さらに質問をもらって
「情報発信で自分自身が整理できたことってありますか?」
その瞬間、ハッと気づいたのです。刺さる質問とはまさにこのことです。
発信してそれを受け止めてくださったお相手だけでなく、自分自身も発信(アウトプット)することで、思考の整理にもなっている。
発信する側、受け止める側のまさに、シナジー。
自分は何のために発信しているのか?あらためて人と人とのつながりの大切さを気づかせてもらったのです。
今日から始められる「思考を整理する発信」の方法
では、具体的にどうやって発信を始めれば良いのか?
私の経験から、いくつかのポイントをお伝えします。
完璧を目指さない
最初から完璧な投稿を目指す必要はありません。
私も最初は何を書いていいかわからず、つたない文章ばかりでした。でも、一つ一つ続けていくうちに、少しずつ自分のスタイルが見えてくるものです。
「誰かのため」と「自分のため」の両方を意識する
「これを読んだ人の役に立つかな?」と考えることも大切ですが
同時に「これを書くことで、自分の考えが整理できるかな?」とも考えてみてください。その両方の視点を持つことで、発信がより自然に、そして楽になります。
反応を求めすぎない
SNSの「いいね」やコメントは嬉しいものですが、それだけを目的にしてしまうと苦しくなります。
むしろ「自分の思考を整理する場」として発信を捉えることで、反応の有無に一喜一憂せずに続けられるようになるのです。
小さな気づきを大切に
日常の中で感じた小さな気づきや疑問。
それらをメモしておいて、発信のネタにしてみてください。
「こんな小さなことを書いても…」と思うようなことでも、誰かの役に立つこともあれば、書くことで自分自身の理解が深まることもあります。

発信は、あなた自身を救う力を持っている
情報発信というと「誰かのために」という視点で語られることが多いですが、実は「自分自身のために」もなってい流のです。
発信を通じて思考が整理され、モヤモヤが晴れていく。そして、その発信を受け止めてくれる人がいることで、さらに新たな気づきが生まれる。
発信する側と受け止める側、双方にとってプラスになる。それがシナジーです。
私自身、苦しい時期に情報発信を始めたことで、いつの間にかその苦しさから抜け出すことができました。
最後にひとこと
「何のために発信しているんだろう」
そう迷った時は、思い出してください。
発信は誰かのためでもあり、自分自身のためでもある。そして、その両方が重なり合った時に、本当の意味での「つながり」が生まれるのです。



