こんにちは。女性管理職20年の いくみ(@nesan_blogger)です。
仕事をやっていくなかで、自分の力の及ばないこと、どうしても理不尽な目に遭うことって残念ながらあります。
どうしたらいいかしら?
この記事では、私が管理職になった際に部下さんから批判されてしまったこと、その後の解決について、事例を交えて解説します。
責務や役割を持つと、物事の矢面に立つことになる
プロジェクトの責任者だったり、チームリーダーだったり、組織のまとめ役だったり…
色々な責務や役割にチャレンジしていくことで、どうしても物事の矢面(やおもて)に立つことになるものです。
出る杭は打たれる。って諺にもありますが、そうした役割を担うことで残念ながら「抵抗勢力」に遭うこともありがち。
私の経験をお伝えさせてもらいますと、管理職になってしばらくした時に、ある人からかなり批判的な言い方をされたことがあって
いくみさんが管理職とは!ビックリです、会社は何考えてるんでしょうね?的なこと。
しかも残念ながら私に対して直接ではなく、周囲に対して間接的にこうした発言をされていて、でもそれって、必ず本人(つまり私)に伝わってくるものです。
周囲から「信頼できる人なの?」という目で見られる
確かに彼女は前職でのご経験上も様々なナレッジを持っていてとても優秀でした。
組織的には私が上司で彼女は部下さんだったのですが、おそらくその関係性も「私の方が優秀なのに」的に、ご本人にとっては苦痛だったのかもしれません。
結果、なんとなく周囲から「いくみさんって、管理職として信頼できる人なの?」的な目で見られることになってしまって、それが彼女のせいかどうかはわかりませんが、なかなか苦しい日々が続きました。
でもね。
人が自分のことをどうこう言うことって、残念ながら止められませんし、それを聞いた他の誰かが自分に対してあらぬ疑問を持ってしまうことも、然り。
とにかく、目の前に与えられた業務をしっかりこなして、そんな”風評”が通り過ぎるのを待つ。時が経てばやがて解決してくれることもきっとあるから。
粛々とやっていくしか、ありません。
いつの間にか時が解決してくれた
今回ご紹介した事例でお伝えすると、その彼女が部署を異動することになり、そして、数年後に私も異動することになり、メンバーも色々と入れ替わって、いつの間にか時が解決してくれた…という結末でした。
人と人が関わっていきながら、お互いに力を合わせながら、時には誤解やミスコミュニケーションが生じてしまってどうにもならなくなってしまいつつも、業務を成し遂げていくこと。
上手くいっている時はよいですが、キツイことが続くと、本当に心折れそうになりますよね。
それでも、いつかなんらかの解決を見出すことができる。
理不尽な目に遭っている、向き合っている、自分を労うことも忘れずに、ぜひ、その解決の時を待っておけばよいです。
最後にひとこと
余談ですが、この、批判的だった元部下さん。
数年前に転職して新たなフィールドで活躍されていると風の便りに聞きました。ですが、きっと今でも私への思いは変わらなさそうです。
ま、過去と他人は変えられない、とよく言われますからね、仕方がありません。