こんにちは。女性管理職20年の いくみ(@nesan_blogger)です。
「やっと落ち着いたと思ったのに、また新しい変化が…」
そんな風に感じている管理職の方、多いのではないでしょうか。オフィス移転、システム変更、取引先の変更、組織改編…まるで堰を切ったように、変化が立て続けに押し寄せてくる。
チームメンバーは疲弊し、「また変わるの?」という声が聞こえてくる。そんな状況で、上司として何をすべきか悩んでいませんか?
この記事では、立て続けの変化に直面した時に
- チームのモチベーションを維持する方法
- 変化を成長機会として捉える視点転換
- 管理職自身が前向きに取り組むための心構え
- 変化の先にある新たな価値を見つける考え方
といった点について、私の経験も交えて解説していきます。
なぜ変化は立て続けに起こるのか?
先日、我がオフィスが引っ越しとなりました。新しい環境に慣れ始めた矢先、今度は長年お付き合いしていた委託先パートナーが相次いで変更に。
「なんで今のタイミングで?」
なかなかにチャレンジの連続ですが、振り返ってみると、これまで長らく変化のなかった分野だったのです。一つが動き出すと次々と変化が連鎖していく…これって、実はよくあることなんですよね。
例えば、
現状維持バイアスの限界:ずっと同じ状況が続いていると、いずれマンネリ化や成長の鈍化が起こるだったり、変化のエネルギー:一度動き出すと、その勢いで他の変化も起こりやすくなる…といったことが影響してくるのかもしれません。
変化疲れするチームをどう支えるか?
正直に言います。こうした立て続けの変化にチームメンバーは疲弊気味です。
特に、初期段階では「今までの方が良かった」と感じることが多いもの。新しいオフィスも、新しいパートナーも、長く築いてきた良好な環境から一変するため、マイナーに見えてしまうこともあります。
それでは、管理職としてどんなことを実践していけば良いでしょうか?ポイントは以下の4つです。
- メンバーの気持ちを受け止める
「また変わるんですか…」という声に対して、まずは「そうですね、立て続けで大変ですよね」と共感を示す。 -
変化の意味を伝える
なぜこの変化が必要なのか、どんな良いことが期待できるのかを、具体的に説明する。 -
柔軟な対応をサポート
完璧を求めすぎず、試行錯誤しながら新しい環境に慣れていくプロセスを支援する。 -
自分自身が前向きな姿勢を示す
何よりも大切なのは、管理職である自分が後ろ向きにならず、前向きに取り組む姿勢を見せること。
変化を成長機会として捉える視点転換
確かに、変化が起きる時はいつも怖さがあります。エネルギーも必要だし、ドキドキすることも多い。
でも、考えてみてください。
もしずっと同じ状況が続いていたら、それはそれで快適かもしれませんが:
– マンネリ化して新鮮味がなくなる
– 成長が鈍化してスキルアップの機会を失う
– 競合他社に遅れをとってしまう
– チーム全体の活力が低下する
変化があるからこそ、色々なチャレンジが生まれる。
そして、その先には、新たなナレッジやコミュニケーションが積み重なっていきます。
全てが成長の糧となるのです。
まとめ:変化をワクワクに変える管理職の心構え
変化することには意味があります。それがチームや自分自身にとっても成長機会であることを忘れずに。
そして何より大切なのは、変化した先に得られる新しい価値を楽しみに、新しいことにワクワク向き合っていくこと。
結果はしっかりついてくるはずです。
管理職として、まずは自分自身がそのマインドを持ち、そして、チームメンバーにもその気持ちを伝えていくことが変化の波を乗り越える一番の方法だと、私は信じています。
立て続けの変化に戸惑っている管理職の皆さん、一緒に頑張りましょう。きっと、素晴らしい未来が待っているに違いありません。