こんにちは。女性管理職20年の いくみ(@nesan_blogger)です。
4月と10月は人事異動の季節。私もこの20数年、幾度かその事態に遭遇しました。
しかも、結構急に言われることも多くってなかなかにタイヘン。
でもね、それって「コンフォートゾーンから出よ」ってこと。
事例を交えて解説します。
コンフォートゾーンを出る機会
今いる場所が快適だったら、ずっとそのままでいたいなぁ…って思うし、もちろん、心の安定って大事です。
なのですが、ずっとそのままって、現実的には無いんですよね。
チャレンジ大事!って意を決して自ら変化に対峙するのではなくて、人事異動は「人から言われて変化を余儀なくされる」ものだから、マインド的にもキッツイですが
きっかけは自分からでも人からでも「あなたは今、コンフォートゾーンから出る時ですよ」と、その機会なのだと受け止めれば良いです。
最もしんどかった異動辞令
私が異動辞令を受けて最もしんどかったのは、10年近く携わってきた愛すべき事業が会社方針で他事業と統合することとなり、「いくみさん、あなたは別部署で再出発してもらいます」と言い渡された時です。
冒頭でも書きましたとおり、それもかなり急で「は?何言ってるんですか?」とボスに詰め寄りたくなってしまいました。(実際には詰め寄りませんでしたが)
で、その時にボスから言われたことが「いくみさんの成長のためにも、ぜひ、ネクストチャレンジをしてほしい」
再度「は?何言ってるんですか?余計なお世話だわ」とまたしても詰め寄りたくなりましたが、モノ申したところで翻りませんからね。
チョー悶々としながら自席に戻って、これから、部下さんたちにどう説明してどうスムーズに進めていけばいいの?途方に暮れそうだったこと。
私の管理職人生の中でも、最もインパクト大の出来事だったので、昨日のことのように思い出されます。
「変わる」が成長に繋がる
さておき。
今あらためて振り返ってみると、確かにあの時の”衝撃の異動”がなかったら今の自分はいない。癪でもありますが(笑)ボスの「いくみさんの成長…」ってなことに、なんだかハマっています。
「変わる」しょっちゅうはシンドイですが節目節目に必要なこと、それが成長に繋がるんですよね。
この”衝撃の異動”について、拙著『女性管理職が悩んだ時に読む本』の174ページ~、悩みあるある50「突然異動を言い渡される」に書いています。よろしければお読みいただけたら嬉しいです。