こんにちは。女性管理職20年の いくみ(@nesan_blogger)です。
2024年12月から、某企業が主催する「女性管理職向けメンタリングサービス」でメンターとして活動をしています。その中で見えてきた「支援の形」そして、女性管理職の人たちがどんなことに直面しているのか?
実際のメンタリングで得たことも踏まえて、シェアさせていただきます。
悩んでいる女性管理職の人たちへ参考になったら嬉しいです。
なぜ、女性管理職は悩みを抱え込んでしまうのか
管理職として働く女性の悩み。例えば
これから管理職になるにあたっての不安や、実際に管理職として業務実施していくなかで、配偶者の転勤、お子さんの進学といったライフイベントとの両立。さらには産休明けで時間に追われながら、管理職としての責務を全うできるのか…
そうした声を聞かせてもらいました。
また、メンティーさんたちに共通しているのが「周囲に相談しても、なかなか答えが見出せなかった」ということ。
なぜでしょうか?
あくまでも私の推測とはなりますが、おそらく周囲に「同じ立場の人」が少ないから。加えて「弱音を吐いてはいけない」という思い込みが、知らず知らずのうちに、悩みを一人で抱え込ませてしまう原因となっているのかもしれません。
実は私も長らくそんな状況に対峙していたからです。
経験者だからこそできる、心に寄り添うサポート
そうした想いを込めながらメンタリングをおこなっていくのですが、特に私がメンターとして心がけているのは「べき論」を語らないこと。
例えば「こうすべき」「ああすべき」といった助言は極力控えめにして、その代わりに「私自身が同じような状況でやってみて良かったこと」「実際にうまくいった対処法」など、経験に基づいたお伝えをするようにしています。
加えて「自分の気持ちに正直になっていいんですよ」ということも申し添えるようにしていて、その根拠は自分がやりたいこと、自分の好きなこと、まずは自分ファーストで考えることが継続していくために重要なポイントだからです。
すると「ずっと何かに追われているような気持ちでしたが、心がふわっと楽になりました」という声をいただけて嬉しくなりました。
一人で抱え込まない、それが何より大切
この記事を書いているのが2025年2月初旬ですが、メンター登録して1ヶ月半の間に3名の方々の相談に対応させてもらいました。
これまで自力(書籍を始めとしてブログやSNSなどの発信)のみではなかなか「悩んでいる女性管理職の人たち」にリーチすることができずに悩んでいましたが、あるきっかけでこのプログラムのことを偶然知ることができて、とてもありがたいです。
そして、実際にメンタリングをさせてもらったことでの手応えややりがいもあらためて実感。
私が参加しているプログラムについては別記事に書いていますので、合わせてお読みください。
これからも同じ女性管理職として、相談者さんの悩みに寄り添い、少しでもお力になれればと心しています。