2023年時点の話題トレンドともなっている「ChatGPT」
個人的にはチョコチョコ使っていたものの、勤務先では特にその使用可否が定められていませんでしたので、しばらく様子見。
すると、つい最近、そのガイドラインについての案内があり、ChatGPT使用が可能となりました。
業務で使用するときに心がけると良いこと。
ちょうど、Yahoo!ニュースで取り上げられていた記事もご紹介しつつ、解説します。
業務でChatGPTを使用するとき ポイント3つ
勤務先での案内や周辺の状況を踏まえて、私がポイントだと思った点は以下の3つです。
- 機密情報や個人情報を含むような質問をしないように気を付ける
- 他の情報収集も行なって裏付けや整合性も確認しつつ利用する
- 得た回答をそのまま使うのではなく、自分の言葉に変換して生き生きとした文章を心がける
とくに1.については細心注意が必要なのですよね。
情報開示をミスらないように
当然、質問するときに何でもかんでも開示していいわけではありませんが、つい、核心に迫ろうとしてミスってしまうこともありがち。
折しも、2023年4月12日付のYahoo!ニュースに関連の記事を見受けました。
要約すると、例え話のようではありますが、
「官僚が答弁を作成する上で非公表情報を入力してしまった場合、ChatGPTの学習に利用されて機密情報が漏えいするリスクがあるとの、学識者からの指摘がある」
こちらが提供した情報が、AIのディープラーニングとして蓄積され、意図しないところで二次利用、三次利用…などの可能性がある、ということを忘れないようにしたいものです。
新しい技術、リスクを認識した上で有効に使っていく
我が勤務先のICT部発信の通知が「社内でのChatGPTの使用を禁止しません」
使用OK!という言い方ではなく、禁止しません…という文言がなんとも微妙なニュアンスですが、まぁ、その意図もわからなくもない。
会社のインフラを利用しての上ですから、セキュリティ面では今後のさらなる検証が必要なのでしょう。
こんな補足がされていました。
個人情報保護やプライバシーの観点から、EU各国では規制の動きもあり、お膝元の米国においても、開発停止の署名運動を行うなど様々な規制の動きもあります。新しい技術を一概に禁止、制限するのではなく、リスクを認識した上で有効に使っていくこと。現時点ではそれを方針としています
テクノロジーの進化とともに、企業としてどう共に歩んでいくのか。あらためて気付きを得ました。
最後にひとこと
早速プレゼン資料の作成に活用してみたら、次から次へと的確な返答が返ってきて感動的!
文明の利器とはまさにこのことだわ、と、つい、コピペしそうな衝動に駆られましたが(笑)
最後の作り込みは人力で行う。コレ、大事ですね。