新しい学びにチャレンジする時、どんな基準で講座を選んでいますか?
私自身、この1年で二つの有料講座を受講して、その違いに愕然としました。一方は「受けなければよかった」もう一方は「受けて本当によかった」と、まるで真逆の感想を持つことに。
あらためて、どうして同じように学んでも、このような大きな差が生まれてしまうのか。そして、確実に「受けてよかった」と思える講座を選ぶためのポイントをご紹介します。
講座選びの落とし穴
講座選びで陥りがちな最大の落とし穴。それは「知り合いの講師だから」という安易な判断基準です。
私の場合、コミュニケーションの講座を選んだ時、話し方に特化した内容だと思い込んでいました。ところが実際は全く異なる内容で、さらに講師からは「だからあなたはダメなんです」という否定的なフィードバックばかり。
一方で、あまり期待していなかった装いの講座では、全く違う体験をすることになりました。
講師の「生徒さんの成長が嬉しい」という温かい言葉に触れ、むしろもっと深く学びたいという意欲が湧いてきたのです。
満足度を分ける決定的な違い
実は、この二つの講座で決定的に違ったのは「事前の理解」と「講師の姿勢」。このことに気づいて、講座選びの基準は変わりました。
では、どうすれば確実に満足できる講座を選べるのでしょうか?私の経験から、2つのポイントをお伝えします。
事前説明は必ず確認する
「知り合いの講師だから」という理由での安易な受講は避け、体験講座などで内容を十分に理解することが大切です。少々面倒に感じても、この手間を省かないことが重要なのです。
そして、疑問点は必ず解消してから受講を決めること。
少しでも違和感や疑問を感じたら、それをクリアにしてから受講を決めましょう。「きっと大丈夫だろう」という曖昧な判断は、後で後悔することに繋がりかねません。
講師の指導姿勢を感じ取る
否定的な指導か、それとも成長を喜んでくれる姿勢か。この違いが、その後の学びの深さを大きく左右します。
体験講座だけだと、なかなかこの辺りを感じ取るのが難しいかもしれませんが、それでも、随所に講師の姿勢や発言で「否定して講座生の奮起を促す」「褒めて伸ばす」いずれかのタイプなのかが、何となくキャッチアップできたりします。
もちろん、人によっては前者の講師がフィットしている場合もありますが、私自身は後者の方がより学びを得やすいのです。
最後にひとこと
どんな講座でも、必ず何かしらの気づきは得られるものです。でも、せっかく時間とお金を投資するのですから、より良い学びの場を選びたいですよね。
新しいことにチャレンジするのは嬉しいものです。だからこそ、より良い場を選ぶための”目利き”も大切。
今後は妥協せずに学びの時を過ごしたい。あらためて心しています。