こんにちは。女性管理職20年の いくみ(@nesan_blogger)です。
突然ですが、皆さんの職場では、部下さんから気軽に相談を持ちかけられていますか?
この記事では「部下さんが相談しやすい上司になるためには」というテーマについて、私の経験も踏まえて解説します。
上司の忙しさが生む「見えない壁」
最近、多くの管理職の方から「部下さんとのコミュニケーションが不足している」という悩みを耳にします。
確かに、目の前の業務に追われ、常にしかめっ面でまるで「話しかけないで」的なオーラを醸し出している上司。私も以前はそうでした。
例えば、後になって「あの時、相談してくれていれば…」なぜ、部下さんの困り事をタイムリーにキャッチアップできなかったのだろう…そんな経験はありませんか?
実は、部下さんは上司の様子を見て、声をかけるタイミングを逃してしまっているのかもしれません。
なぜならば、上司がいかにも忙しそうにしているから、相談する機会を逸してしまったということがありがちなのです。
どうすれば良いでしょう?
「ニコニコ上司」が職場を変える
私が実践している「たった1つの心がけ」をお伝えします。
それは、「意識的に余裕のある表情で、ニコニコすること」
あまりにシンプルに聞こえるかもしれません。でも、この小さな心がけが、職場の雰囲気を変えていくのです。
上司の表情や態度は、職場の「空気」そのものに直結します。
部下さんは思っている以上に、上司の様子を敏感に察しているもの。しかめっ面でいかにも忙しそうにしている上司には、よほどのことがない限り、声をかけづらいですよね。
実践から得られた具体的な変化
この”ニコニコ作戦”を実践してみると、驚くべき変化が。
「ちょっと、いいですか?」
部下さんからそんな声掛けを受けることが倍増したのです。
小さな相談事から、重要な業務の報告まで。しかめっ面だった以前の自分に対してなら躊躇していたような話も、スムーズに上がってくるようになりました。
【上司がニコニコとご機嫌でいれば、職場そのものがご機嫌でいられる】
ということでもあるのだと、気付いたのです。
動画にも撮りました。合わせてご覧ください。
最後にひとこと
管理職として、ついつい目の前の「管理業務」を優先しがち。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
部下さんが気軽に相談できる職場づくりこそが、実は最も重要な業務かもしれないのです。
余裕のある表情で、ニコニコと。
その小さな心がけから、風通しの良い職場作りは始まります。
あなたも今日から、「ニコニコ上司」始めてみませんか?