こんにちは。女性管理職16年の いくみ(@nesan_blogger)です。
仕事をしていると、異なる部署間の連携が必要なことがままあります。
それぞれの得意分野どおしで相乗効果をもたらすことができればよいですが、ともすると、お互いの分野が違うことから、反発してしまうことも起きがち。
そんなときにどうしたらよいのか?
私の経験をご紹介します。
異なる部署間のスムーズな連携 ポイント
異なる部署間のスムーズな連携のためのポイント。
それは「お互いの得意分野を尊重して思いやる」ということです。
なんだ、そんなことか。って思われるかもしれませんが、ありきたりそうで、意外と難しいんです。
具体例とともに、さらに詳しくお伝えします。
異なる部署間 それぞれの主張
実際に私が"部署間連携"で課題だと感じたこと。
自部署は主に事務方を担当していますが、連携プロジェクト全体を見渡すと
事務担当・システム担当・問い合わせ受付担当・点検担当…と4つの部署にまたがって成し得ていく体制になっています。
事務方は物事をちゃっちゃとさばくのが得意ですし、システム担当はロジカルなことを是としている。
受付担当はユーザーさんと寄り添うのが得意で、点検担当は「どこか間違っていないだろうか?」と疑念をもってチェックするのが使命。
それぞれに主張があって、得意分野はある意味相容れないことも多い。
お互いがプロフェッショナルを自負しているからこそ、起こる反発とも言えるでしょう。
しかし、素のままにやっていると上手くいかないものです。
異なる部署間のスムーズな連携 どうすればよいのだろう?
では、どうすればよいのだろう?
冒頭に「お互いの得意分野を尊重して思いやること」と書きましたが、プロジェクトを開始したばかりの時はなかなかスムーズにいかない。
なぜならば、それぞれの分野を遂行することに必死で、周りを思いやる余裕が持てないから。
それはそれで仕方ないです。
しかし、慣れてくると相手のことがよく見えるようになる。
「なんでこの工程に時間がかかるんだろう?」「なんでこんなアクションになるんだろう?」
って批判的に捉えてしまっていたことも、やがてそれは自部署本位の考え方だったと気づく機会があります。
メンバー個々の「自覚」に委ねるだけでなく、リーダー自らが、思いやることの大切さを率先してやっていくことで、メンバーさんたちもついてきてくれるのです。
メンバーさんたちに教えてもらった
お恥ずかしいことに、私自身も最初からこの点ができていたわけではありません。
アチコチ部署の共同体としてプロジェクトをまとめていくなかで、それぞれのメンバーさんから相談を持ちかけられて応えようとすると「ねーさん。いつもありがとうございます」と声を掛けてくれます。
なかには、自分の部下さんでない場合もあって、そんなことは関係なしに感謝を伝えてもらえる。
つい、自部署の主張ばかりしようとしていた自分が恥ずかしくなりました。
そしてあらためて気づいたのです。
お互いの得意分野を尊重して思いやる ことが大切なのだと。
最後にひとこと
私もなるべくメンバーさんたちに「いつもありがとうございます」を意識して口に出すようになりました。
異なる部署間の連携、困難なこともありますが、ワンチームなのだから。
お互いの良さを掛け算し合って、より強みを発揮していきたいです。