我が勤務先に入社して17年。
入社後15年間は、現在と別分野の業務を実施していました。
10年ほど前まで、大きな取引をしてくださっていたクライアントさん。
ご本人も濃いキャラだし、取引内容も濃く深くだったため、ずいぶん思い出があります。
あらたな提案をしたら、満面の笑みで喜んでくれたこと。
クレームが発生し、頭から湯気を出さんばかりの剣幕だったこと。
しかも、ちょっとコワモテで、定番スタイルが紺色のダブルのスーツ。妙に似合っていた(笑)
最後にお会いしたのは、彼が大阪に転勤されて商談しに行った2009年の夏。その後は徐々に取引が終息していって、いつのまにかお別れとなりました。
とある最近の日。
うちのメンバーさんが、クライアントさんとメールやりとりしているのに、私もccで参加。
すると、懐かしい彼の名前もccに入っているじゃありませんか。
「この方って、ひょっとしてダブルのスーツ着て、ちょっとコワモテなお方かしらん?」と聞くと
「そうです!そうです!」と即答が返ってくる。
おーー。お元気だったのねー。本社に戻ってきたのねー。しかも、相変わらず「ダブルのスーツ」
私も2年前に部署を移ったけれど、彼も同じ分野の部署に変わっていたとは。なんとも奇遇なものです。
そんな感慨に浸っていたのも束の間。
吸い寄せられるかのように‥ミスが発生してしまい、謝罪にいくハメになりそうだ。
10年ぶりの再会だというのに、「湯気頭」を見ることになるとは・・なんかユウウツだなー。
でも、どこか、ものすごく懐かしい。
叱られにいくというのに、ちょっとワクワクしたり。
久しぶりに「ダブルのスーツ」を拝むとするか(笑)