こんにちは。女性管理職20年の いくみ(@nesan_blogger)です。
優秀な女性部下さんがいるのに、なかなか管理職への一歩を踏み出してくれない…。そんな悩みを抱えている上司の方も多いのではないでしょうか?
この記事では、実際の経験を踏まえて、女性部下さんの管理職登用を成功に導くためのポイントを解説します。
なぜ女性部下は管理職を躊躇するのか?
女性部下さんが管理職を躊躇する理由には、主に以下のようなものがあります。
- 「自分には務まらない」という過度な謙遜
- 家庭との両立への不安
- 責任を負うことへの躊躇
- キャリアパスが描けていない
こうした不安は、実は本人の能力とは全く関係のないところにあるのです。
成功のカギは「自信」と「誇り」の醸成
ではどうすれば、女性部下さんの背中を押すことができるのでしょうか?
私が経験してきた成功事例から言えることは、「自分が頑張ってきた経験に自信と誇りを持ってもらうこと」が極めて重要だということ。
これまでの実績を正当に評価し、会社からの期待を伝えることで、多くの女性部下さんが前向きな一歩を踏み出してくれました。
具体的な支援アプローチ
次に、どのように支援していけば良いかについて。
以下に具体的な方法をご紹介します:
- リーダーシップを発揮できる機会を意識的に創出する
- 「いつでも相談できる」という安心感を提供する
- これまでの実績を具体的に言語化して伝える
- 家庭との両立に関する具体的な制度や事例を共有する
- 段階的な責任付与で自信をつけてもらう
加えて、時には部下さんなりのやり方を見守っていくことも大切です。
管理職登用がもたらす職場全体への好影響
女性管理職の増加は、単に数値目標を達成するためだけのものではありません。性別を問わず、誰もが活躍できる職場づくりは、組織全体の活性化につながります。
実際に、多様な視点が入ることで職場の雰囲気が良くなり、結果として生産性の向上が果たせた、という事例もありました。
まさにダイバーシティの実現、とも言えます。
最後にひとこと
女性部下さんの管理職登用は、一朝一夕には進まないかもしれません。でも、地道な支援と励ましを続けることで、必ず道は開けていきます。
私たち上司にできることは、彼女たちの不安に寄り添いながら、着実にステップアップしていけるような環境を整えていくこと。
その努力は、必ず職場全体の活性化という形で実を結ぶはずです。
皆さまの職場でも、ぜひこれらのアプローチを試してみてください。