こんにちは。女性管理職19年の いくみ(@nesan_blogger)です。
部下さんとのコミュニケーションにできる限り心を配ることに努めていますが、意外と気付かないツボってあるもの。
この記事では「あ」の多い上司はNG!という点に焦点を当てて解説します。
「あ」の多い上司、とは?
「あ」の多い上司、それって何?と思われますよね。
例えば、こんな塩梅です。
【あなたの、あそこの、あれね、ちょっと直したほうがいいです】
人代名詞や指示代名詞、つまり「代名詞」の多用。
これらの代名詞には幾つもの語彙がありますが、こと職場でのコミュニケーションにおいては「あ」から始まるのが多くて。
何気なくそんなふうに言ってしまうことってアリガチで、でも、言われた側からすると「は?何のこっちゃ?」って困惑してしまうんです。
「あ」から始まるの代わりに、どう言えばいい?
では、どう言えばいいでしょう?
前段落で示した文例を用いると
「あなたの」→「◯◯さん(←部下さんの名前)の」
「あそこの」→「この前提出してもらったレポートの」
「あれ」→「書かれてある”経緯説明”について」
つまり、全て具体的に述べることです。
その先に「改善した方が良いポイントを具体的に伝える」という結末があって、「あ」の羅列でもそこに到達しようとしますが、いきなり結末では唐突感も否めませんし、物事を段階的に受け止めてこそ、理解度が深まるものです。
そんなこと当たり前でしょ。分かってるよ。
反論もあるでしょう。
なのですが、実は私自身もつい、この「あ」の多用やりがちなんです。
特に、部下さんに対して親近感が多ければ多いほど、なおさら「あそこのあれね」と使ってしまう自分がいます。
思い込みは御法度
結局。
上司が勝手に思い込んでいることは、部下さんには伝わりづらいということ。
この点は何も職場内だけに限らず、友人や家族間でも言えることかもしれません。
でもね。
やはり仕事をやっていくなかでの「より円滑なコミュニケーション」というのは最重要ですから、思い込みで物事を進めようとすることは御法度。
”代名詞”はとても便利な語彙ですが、その使い方を工夫することでも”思い込みによる誤解”を防ぐことができるんですよね。
「あ」の多い上司 あるある ショート動画にもまとめました。ぜひご覧ください。
最後にひとこと
職場コミュニケーションのツボ。今回ご紹介したこと以外にも、色々とちょっとしたポイントってあるもの。
例えば
- 相手への思いやりを忘れない
- 他人と自分は絶望的に違う
…etc.
こうしたことを常に心がけておくことが大切です。