こんにちは。女性管理職19年の いくみ(@nesan_blogger)です。
勤務先の研修で「異文化間コミュニケーションに大切なこととは?」という学びを得ました。その筋に詳しい大学の先生をお招きしての講座だったのですが、なかなかに示唆に富んだ内容。
あらためて「異文化間コミュニケーション」について気付いたことを解説します。
一言でまとめるならば【説明しなければ分からない】です。
「行間を読む」ではない、コミュニケーション
今回の研修では、様々な国籍だったり主言語だったりな人たちが、共に支え合って。
企業として(会社名◯◇名を冠して)「One◯◇」をどう成果を遂げていくのか?ということが主に取り上げられていました。
ちょっとわかりづらかったらすみません、例えばうちの会社が「イクミ株式会社」という社名だったとしたら「Oneイクミ」です。
弊社には何名かの外国籍&主言語:英語な社員もいて、そうしたメンバーが実際に社内コミュニケーションにおいて、どんな苦労したか?というぶっちゃけトークも聞かせてもらって。
簡単にまとめますと
【「日本の文化は『行間を読む』的な点も多くて、ビジネス上においても、どこかフワッとしていたり”あうんの呼吸”みたいに成り立っているコミュニケーションを感じます。
物事の成り立ちとか経緯とか、その上での説明をしてもらった方が腹落ちするし、そうなることで行動のより、原動力になれる。
だから、いちいち『それは、何故ですか?』と聞き返す苦労があるのです。】
自分と他人は絶望的に違う
そっかーーー。
私自身もなんとなく「行間」「フワッと」「あうん」みたいな文化にわりかし浸かっていたよなぁ。
少々話が逸れてすみませんが、以前、とあるセミナーに参加した時に、講師に言われたことが蘇りました。
”伝える”をテーマにした内容だったのですが
自分と他人は、絶望的に違うんです
この”絶望”っていうのがめっちゃキーワードで。
空気感でわかるよね、言わなくてもわかるよね…なんて、所詮自分の勝手な妄想に過ぎないんですよね。
お相手が日本人だったとしてもそうでなかったとしても、この”絶望的に違う”というのは同じ。
ある程度似たような育ち方や環境を持っていれば「異文化間」とは断言できないかもしれませんが、いずれにしても。
【物事の成り立ちとか経緯とか、その上での説明】が大切。
説明しなければ分からないのは当然だと、送り手が認識しておかねばならないのです。
お互いの立場をリスペクトする
このように。
より具体的に共有し合うことで、例えば企業ならば「Oneイクミ」の相乗効果をつくっていかれるのだ。
今回の研修であらためて気付かせてもらいました。
余談ですが、物事をステレオタイプで語ることもNGで、例えば「会社員だと◯◯ができない。起業するとできる」みたいな論調。
会社員と起業家と異文化間とは表現しないかもしれませんが、こういうこと結構言われるので追記しました(笑)
いずれにしても。
お互いの立場をリスペクトする。
そう捉えたら「なぜ、説明することが必要なのか?」ということも常に心がけることができます。