こんにちは。女性管理職19年の いくみ(@nesan_blogger)です。
我が勤務先に40歳で入社して22年目になります。
この記事を書いている2年前に正社員定年を迎え現在は契約社員ですが、そういう表面上の事象ではなくて
【ただの人価値観】が弊社のカルチャーになっていて、それが今でも私が張り切って過ごせていることの原動力。
どういうこと?
少々”内輪ネタ”になってしまうかもしれず、すみませんが、よろしければお付き合いください。
「ただの人価値観」とは?
弊社はヘルスケアに特化した事業展開をしていまして、社員の多くが医療系や製薬会社系のバックグラウンドを持っています。
一見「学歴社会」のようなイメージがあるかもしれませんが、実は全然そうではなくて、だからこそある意味「チョー雑草」(笑)な私が管理職19年やってきて来れたのだと言えます。
そもそもは代表者(CEO)がそうした考えを貫いているからなのですが、企業風土を一言で表すならば【ただの人価値観】
つまり。
一人一人が、性別学歴年齢とかそうした属人的な事象にかかわらず「1人の人としてどんなパフォーマンスを発揮できるのか?」ということに注目する、という価値観です。
拙著『女性管理職が悩んだ時に読む本』にも一部書いていますが、もうね、私の学歴なんて全然イケテなくって、しかも男女雇用機会均等法以前世代なので「大卒女子はご遠慮願いたい」みたいな就活で、かなり散々な社会人スタート。
昨今でこそ”多様性(ダイバーシティ)が大切!”などと取り沙汰されるようになりましたが、当時は相当な”ステレオタイプ”尺度がほとんどでした。
「あなたは何者ですか?」ではなく「あなたは何ができますか?」
ま、それはさておき。
私が弊社に入社した2002年当時も、そうした世の中の風潮はまだまだ劇的に変化していなかったものの。
採用面接時に「あなたは何者ですか?」的なことはほぼ聞かれず「あなたは何ができますか?」ということにフォーカスしたやりとりでした。
繰り返しになりますが
「あなたは何者ですか?」
じゃなくて
「あなたは何ができますか?」
たまたま弊社にはそんな文化があって、そして、今の私に至れたのです。
【ただの人価値観】が企業の成長を促す
少々烏滸がましい言い方ですみませんが、うちの会社結構成長し続けていて、それはこの価値観が原動力になっているって、一従業員として実感できる。
だから。
自分のことだけじゃなくって、部下さんにもこのこと熱く語れるのよね。
結局、心のありようとかみんな同じとか、そんな価値観の大切さが、これからの時代さらに必要とされるのだと実感していて。
企業が繁榮していかれるのも、この価値観ならではです。