こんにちは。女性管理職19年の いくみ(@nesan_blogger)です。
部下さんが悩んだ時の寄り添い方はどうすれば良いでしょうか?
実際にメンタルを挫いてしまった部下さんから言われたことも踏まえて、ポイントや4つのステップについて解説します。
なぜ部下さんの悩みに上手く対応できないのか?
部下さんが悩みを打ち明けてきたとき「こうすべき」「ああすべき」と、すぐにアドバイスしてしまっていませんか?
私も長年そうでした。でも、それって本当に部下さんのためになっているのでしょうか。
この記事では、部下さんが悩んだときの効果的な対応方法をお伝えします。実践すれば、お互いの信頼関係が深まり、チームの生産性向上へと繋げていかれることでしょう。
キーワードは「待つ」ことです。
「待つ」ことが重要
私たち上司は、経験や知識を活かして部下を導こうとします。でも、それが逆効果になることもあるんです。なぜなら、部下さん自身が考える機会を奪ってしまうから。
部下さんが自ら考え、解決策を見出す過程こそが、成長の糧となります。そのためには、上司が「待つ」ことが重要なんです。
では、どのように「待てばよい」のでしょうか?
具体的な4つのステップを紹介します。
部下さんの悩みに寄り添う4つのステップ
まず、傾聴に徹する
部下さんの話を遮らず、最後まで聞く。相槌を打ちながら、真剣に耳を傾けることです。
次に「あなたはどうしたいの?」と問いかける
部下さん自身に考える機会を与えて、安易にアドバイスをしようとしない。
3つ目が、部下の考えを引き出す
「なぜそう思うの?」「他の選択肢は考えた?」など、質問を投げかける。部下さん自身が答えを見つけ出せるようサポートします。
そして、4つ目が、アドバイスを求められたら応じる
部下さんから「アドバイスをお願いします」と言われてから意見を述べる。また、押し付けではなく、選択肢の一つとして提示するというスタンスも大事です。
まとめ:信頼関係構築の秘訣は「待つ」こと
冒頭でも書きましたとおり、実際にメンタルを崩してしまった部下さんに「このように接してもらえるとありがたい」と教えてもらったことから、あらためてアプローチの仕方の重要性を実感しました。
部下さんが悩んだとき、すぐに答えを与えるのではなく、「待つ」ことで、部下さん自身の成長を促し、信頼関係を深められるのだから。
皆さんも、ぜひ明日から「待つ」ことを意識してみてください。きっと関係性がより良いものへと変化するはずです。
ショート動画にも撮りました。よろしければ合わせてご覧ください。