台風接近情報、どうすれば良い?上司はより早く指示をすべき

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こんにちは。女性管理職19年の いくみ(@nesan_blogger)です。

この記事を書いている2024年8月、台風7号が接近中。16日(金)頃から17日(土)にかけて”暴風域を伴ったまま強い勢力で関東に接近・上陸の恐れがある”との報道。

上司は、どうすれば良いか?とにかくより早く指示をすべきです。

かつての私の失敗談も交えて、解説します。

予報日の二日前には指示を明確に

前書きでもお伝えしましたとおり、こうした天気予報がある場合は、とにかく少しでも早く指示を出す。
遅くとも台風接近予報日の二日前までが望ましいです。

今回の場合ですと、おそらく明後日(8/16金)の出社をどうするか?についてが焦点となりますが、部下さんたちも「どうなるのだろう?」と不満を募らせていますし、特に、天候に左右されやすい通勤ルートを利用している場合は尚更。

台風の進路は色々と変化をきたしやすいものの、前日の指示ではやはり遅いです。

「8/16金は、全員在宅勤務とします」

このように決定しました。

在宅勤務指示がすぐ出せる場合と、そうでない場合

我が部署の場合、外線電話の入電が相当件数あり、現時点では在宅で受電できる仕組みを作れていないため、留守番メッセージにて応答。そのためのセッティングが必要になります。

加えて「紙書類でないと処理できない事項」も幾つかあるため、在宅勤務ですとその点は対応ができませんが、至急事項はさほどありませんので、翌営業日回しで可。

部下さんそれぞれがリモートで会社のパソコン操作する方法は会得していますから、明日は各自にパソコン持ち帰りをしてもらいます。

これらのことを今日明日で整えるのですが、我が部署はこのようにある程度シンプルに全員在宅勤務令が出せて助かります。

一方で、業務の内容や環境的に在宅勤務が難しい職場もあることでしょう。

実は前部署はある時期までまさにこの状況。

そして、結果的に部下さんの何人かが職場の近くに宿泊しなければならないような事態に陥ってしまって、本当に申し訳ないことをしました。

指示が遅くなってしまったことでの私の失敗

2019年10月のことです。"過去最強クラス"とまでいわれた「台風19号」が伊豆半島に上陸、首都圏の交通機関も計画運休が発表。

確か前々日くらいだったと思いますが「当日は主要な鉄道路線を午後から運休することとします」との発表があり、あらかじめ鉄道のストップを決断するって、すごいことだと驚嘆しました。

つまりはこの日はみんな通勤できたとしても帰れないのです。この事態って、後にも先にもこれまでこの2019年10月の1回のみだったと記憶しています。

なのですが、業務の委託元であるクライアントさんとの交渉が上手くいかず(私の責任でもあります)このような状況であるにも関わらず、プロジェクトの何名かには出社してもらうこととなってしまいました。

宿泊先もなんとか確保して、それでも、部下さんたちや心配でならないであろうご家族にも本当に申し訳ない。

私の決断がもう少し早かったら…と悔やまれてなりません。

もちろん、プロフェッショナルですから業務遂行の義務はあります。でも、部下さん全員の安全が優先。たとえ、予報が外れたとしても、この「安全優先」の考え方を上司が徹すること。

以来、とにかくより早目の決断を心がけることにしました。

最後にひとこと

今回の台風がどのような進路となるかは不明ですが、もし全く逸れたとしても「在宅しなくてもよかった」という結果の方がベター。

何よりも、大きな被害が起きないことを願うばかりです。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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