【褒め言葉、先に言うか後に言うか? 】やはり、先に言われたほうが”耳がより開く”

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こんにちは。女性管理職19年の いくみ(@nesan_blogger)です。

部下さんに直して欲しいことや注意しなければならないこと、つまりネガティブなメッセージを伝える時、「まずは褒めて、その後に叱るのが良い」もしくはその逆か?というテーマって、よく議論になります。

実際に自分が言われる立場であらためて経験してみると、やはり先に言われたほうが嬉しいし、その後の”否のワード”もすんなりと受け入れられるもの。

つまり”耳がより開く”

解説します。

褒めるが先か後か?

例えば。

「あなたのアイディアっていつも的を射て素晴らしいですよね。でも、もうちょっと誰にでも分かりやすく説明してもらえませんか?難しい言葉が多いんです」

これは、先に褒めるパターン。

一方、後に褒めるのは

「あなたの説明ってちょっと難しい言葉が多くて分かりにくいんです。でも、そのアイディアはいつも的を射て素晴らしいです」

…というパターン。この順番を推す側の理由としては「人間、後に言われたことのほうが、より印象に残る」というもので、なるほどそれも一理あるのかもしれません。

でもね。

先に否定から入っちゃうと、後の言葉がたとえ素晴らしいものだったとしても、もう耳が塞がってしまいます。
だから、やっぱり、先にいいことを伝えよう。そうすれば、その後のネガティブも素直に受け止めることができる。

私が最近上司から言われた経験から、あらためて実感してしまったのです。

褒められるが後、私の経験

ある事象について「ちょっと説明してもらえる?」と突然指令があり…ま、仕方ない、事前準備ほとんど無しでプレゼンしたところ

「いくみさんねぇ。一文ずつが長すぎるんですよ。もうちょっと細かく区切ってじゃないと、聞いてる方は訳わからなくなります」
「話のテンポは良かったです」

いやいや、実際にスライドを作って説明するときは全て短文になりますからね。今回は口頭のみでほぼアドリブだったし…と、言い訳したいの山々ですがそこはグッと堪えて。

話しの中身よりも話し方のことばかりの指摘、しかも、ネガティブワードが先。
すっかりそれで頭がいっぱいで、後から言われた「テンポは良かった」は、単なる空気音のようにしか聞こえませんでした。

今後は「褒めるが先」一択

私も部下さんに「褒めるが先か後か」悩みながら、両方のパターンで話をしてきたものでしたが、

「いいね」と言われると、それだけで”耳がより開く”
「マズいね」と言われると、それだけで”耳がより塞がる”

心理的な作用って、やっぱり大きい。今後は「褒めるが先」一択です。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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