Linkedinが教えてくれた勤続22年 長期勤務の秘訣は「ビジョンに共感」

こんにちは。女性管理職19年の いくみ(@nesan_blogger)です。

この記事を書いている2024年7月、現勤務先で勤続22年となりました。自分自身で指折り数えていたわけではありませんが、SNS「Linkedin」が教えてくれたのです。

ここまで続けてこられた秘訣は【会社のビジョンに共感】しているからこそ。

解説します。

22年、おめでとうございます！Linkedinの通知で気付く

私が現勤務先に入社したのは2002年７月21日です。

なので、2024年時点で「22年」となるのですが、実のところこの年数、あまり気付いていませんでした。

ほんの1ヶ月ほど前に、SNSのLinkedinにアカウントを開設。他のSNSと違って、所属会社名や入社年度をプロフィールに書き添える箇所があり。必須項目なのかどうか不明ですが、設定途中でこの過程が出てきたので、取り急ぎ入力しました。

すると。

2024年7月17日になって「勤続22年、おめでとうございます」という通知がどうやらなされたらしく、数人のフォロワーさんからメッセージや、いいね！をもらいました。

どういう数え方をしているのかは不明ですが（笑）そうか22年、ゾロ目。私の人生の中で1／3近くを占めている歴史なのだと、感慨深い想いが溢れてくる。

せっかくなので、Linkedinに記事を書きました。

「自社のビジョンに共感」が長期勤務の秘訣

我が社はもともと前職のクライアントでした。

ヘルスケア事業に特化した人材派遣を実施している部署で勤務していたのですが、そのサービスを利用してくれているうちの一社。

取引先として、の感覚ではありましたが、その社風やビジョン、事業展開などにとても共感が持てて（日本国内では業界No.1の地位）憧れていました。

前職を退職した後にたまたま縁あって採用してもらった時は、涙が出そうになるほど嬉しかったことを、昨日のことのように覚えています。

しかも、10年振りの正社員復帰。この点は拙著『女性管理職が悩んだ時に読む本』の40ページからも書いていますので、よかったらお読みください。

その後、入社時研修や実務や、まさに憧れていたとおりの会社だと実感、楽しくて仕方ありません。
入社3年目に念願の管理職となった時は、天にも昇る気持ちでした。

もちろん、いいことばかりではありません。組織再編に伴う大掛かりな人事異動や、共に仕事をしてきた上司や仲間の退職や、大きなリスク事象の発生や…「この会社で続けていけるのだろうか？」不安に襲われたり、転職が頭をよぎったことが何度かあります。

でもね。

その度に「うちの会社のビジョン」を反芻しては、「共感」の二文字しか浮かんでこないのです。

大袈裟な言い方になってしまいますが
【我が社のビジョンを元に、このヘルスケアの領域において、自分も世の中の役に立つ一端を担いたい】という気持ちが揺るぎない。

22年間のうちで、直接クライアントさんと関わらない間接部門で業務をしていたこともありますが、それでもこのビジョンを担っていると実感が持てるのです。

制度や報酬も、もちろん「その会社で働くため」の大切な要素の一つですが、この点がブレなかったことが、ここまで続けてきたことの一番大きな理由。

そして、何より年齢性別学歴などに関わらず、どの社員にも等しく「昇進昇格」のチャンスが与えられていること。管理職を19年やってこれたのも、我が社のこの風土があったからこそです。

最後にひとこと

私の職歴としては、うちの会社は4社目なので「終身雇用」ではないけれど、それでも、ほぼそれに近いと言っても過言ではないでしょう。

「同じ会社に長く勤める」「会社員をずっとやり続ける」

昨今はもしかしたら、ダサいことなのかもしれませんが（笑）ありきたりな言い方ですみませんが、

【継続は力なり】

そして、何よりもうちの会社、私好きなんです。