この記事を書いている2024年の目標の一つが「健康状態のブラッシュアップ」
残念ながら前年末から立て続けに幾つかの病気に罹ってしまったのですが、とにかく筋力や基礎代謝の向上を図りたいと、人生初!のパーソナルトレーニングに通っています。
インストラクターさんと1対1でコミュニケーションを進めていきながらのトレーニングで、それなりの金額を払ってまでも利用するメリットは色々ありますが
やはりウマの合う人とそうでない人っているもの。
そんなインストラクターさんとの対話で学んだこと、私が管理職道の中で最も大切にしている「寄り添いコミュニケーション」
解説します。
「寄り添い」を受ける側として実感させてもらった、インストラクターさん
まずは”ウマの合うインストラクターさん”から。
私、お恥ずかしながらかなり身体が固くて(加齢、というよりも、学生時代からずっとここが欠点)インストラクターさん指示通りの動作が上手くできないことも多々。
このインストラクターさんは「いくみさんのこの動きはとってもいいです、一方で、改善するといい動きが◯◇です」
何がありがたいかと言いますと、小さなことでもまずは褒めて、その上で本来改善すべき点(おそらくここが本音なのだと思われますが)をより具体的に指摘してもらえること。
巷間、よく「褒めるが先か叱るが先か」という議論がなされることがありますが、やはり「褒めるが先」の方が、言われる本人にとってはより心に受け入れられやすいんですよね。
加えて、一つ一つのプログラム毎に「インターバルタイム」、つまり、運動→クールダウン→運動…というリズムになっているのですが、クールダウンのときにも、何かと話しかけてくれて、雑談がメインですが、このことで結構リラックスができます。
私が日頃、部下さんとのコミュニケーションで大切にしている”寄り添い”を、受け取る側として経験させてもらって。
何よりも、このインストラクターさんに教えてもらうと、めっちゃやる気が出るのです。
「寄り添い」反面教師のインストラクターさん
一方で”ウマの合わないインストラクターさん。
申し訳ないのだけれど「寄り添い反面教師」と言わせてもらいます。
前段落でご紹介した方と、ある意味”真逆”なのです。
「いくみさんねぇ、この動きがちょっと違うんですよ。」と、私の動作を誇張したように真似されてしまい「正しいのはこっちです」と見本を示される。
そりゃ、あなたプロですから、正しい動きができるの当たり前だよね。
どこか馬鹿にされたようで嫌な気持ちになってしまう。
そして、クールダウンタイムの時は終始無言。よって、私も無言になってなんだか気まずい空気が流れてしまいます。
このインストラクターさんが担当な際は、時間が流れるのが遅く感じてなりません。
些細なことでもできる限り丁寧に、が大切
相手のやる気を引き出すのも損ねるのも、一つずつのやりとりはホンの些細なことかもしれませんが、その積み重ねって結構インパクトになるもの。
”寄り添い”と一言で表すのは簡単かもしれませんが、こうした些細なことをできる限り丁寧に。あらためて学ばせてもらう機会ともなりました。
余談ですが、半年間トレーニングをやってきて、頻度は週一回(50分)ほどですが、基礎代謝が上がって体重が増えにくくなったと実感。
ウマが合わないお相手とのコミュニケーション心配点はあるものの、これからも続けたいなぁと思っています。