「カニバる」って、よく起こりがち では、どうすればいいの?

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こんにちは。女性管理職19年の いくみ(@nesan_blogger)です。

我が業務の周辺でよく取り沙汰されるフレーズがあります。

「カニバる」

それってどういうこと?どうすればいいの?

具体的な事例も踏まえて解説します。

「カニバる」とは?

まず「カニバる」の意味について。

ネットの記事から引用します。

「カニバる」とは、“共食い”を意味する「カニバリゼーション(cannibalization)」からきた言葉で、「自社内で競合を起こす」という現象を指します。

これって、起こりがちなんですよね。

例えば

社内にはさまざまな部署があって、それぞれに事業目標を定めて活動をしているものの、時としてそれが「重複」していたり、同じクライアントさんへ異なる提案をし合っていたり…

会社全体のミッションは一つですから、それはそれで仕方ないかもしれませんが、では、何が問題なのでしょうか?

「カニバる」の問題点

自分の周辺で起きていることを例に挙げます。

似たような作業を複数部署で実施しているのだけれど、意外と横の連携がなく、せっかくみんなの英知を集めて成果を作ろうとしているのに、バラバラ状態。

しかも、お互いに別々の専用システムを利用していたりする。

ナレッジも費用も無駄遣いに終始してしまいがちなのですよね。

本来ならば矢印を一方向に集めるべきところ、多方向に分散して強みが薄まってしまう…とでも言いましょうか。

「カニバる」の解決法はあるの?

これを解決するためには?

なかなかに難しいものがあります。

もちろん、お互いに「どっちがやる?」などと”声掛け”して交通整理するのも一つですが、組織横断型コラボチームを設立する等、全体で取り組むのも必要だし。

とはいえ、各企業風土によってそれが実現可能かも様々です。

結局。

誰が、何を、どうやって、その課題に取り組むのか。明確化しておくこと。

誰がやってもOK、どんなやり方でもOK、どうぞご自由に…的な曖昧な思考は、かえってお互いの「カニバリゼーション」を引き起こすだけですから。

とにかく無駄や重複を排除してスッキリさせると一人一人が意識する。

シンプルですが、ここに解決の糸口があるのかもしれません。

最後にひとこと

私自身は企業人としてこの問題に向き合っていますが、一方で、個人としてビジネスを展開していく場合だったとしても。

「無駄や重複を排除してスッキリ」ってポイントの一つではないかしら?

業務に関わる人が多数だったとしても1人だったとしても「カニバる」を極力避けるべきで、とにかく矢印を一方向に集中することが大切です。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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