昨日の朝は通勤路線で人身事故が発生し、振替輸送を利用しました。
しばらく運休ののち運転再開したものの、来る電車来る電車激混み。やっと乗れたと思いきや手足が千切れそうになるギュウ詰め。
「振替輸送」という手段があるのは知っていましたが、とかく、いつもの路線で進みたくなる。
しかし、”限界に挑戦”っ的な車内(笑)。ほうほうの体で、乗換路線のある2駅先で下車しました。
振替輸送とは?
そもそも、振替輸送ってなんだ?
駅に備え付けのリーフレットをいただきました。
お客様がお持ちの乗車券区間内で列車の運転に支障が発生した際に、他の鉄道会社の指定された経路により、う回してご利用いただける仕組みです。
以前は、いわゆる「振替乗車票」みたいなキップをもらって進んでいた記憶があるのですが、
SuikaやPASMOなどの交通系カードが主流の昨今、キップではなく、その都度、有人改札でカードを見せて通らせていただきます。
自動改札を通ってしまうと課金されるので、要注意。
今回も、通常路線からかなりう回して移動しましたが、その都度駅員さんに確認してもらいました。
首都圏の振替輸送”コラボ”
リーフレットによると、JR、私鉄各社が連携して対応できる仕組みになっているようです。
手順や路線図も盛り込まれているのもありがたい。
我が通勤路線では、色分けで明示してくれているチラシも備え付けられています。
スムーズに移動できた
人情?として、せっかく動いているのなら、そのまま乗るほうがいいのかな、って思ったりしますが、とにかく激混みから逃れたく、思い切って乗換えることに。
かなりのう回路ですが、ありがたいことにどの路線でも、振替輸送の情報がタイムリーにキャッチアップされていて、スムーズに移動ができました。
みなさん、意外と利用されていないのかもしれず、振替路線では、”手足千切れ感”(笑)を再燃することなく、いたって平穏。途中駅から座れちゃったりw
今日の一言
「急がば回れ」。先人が説いてくれたこと。まさに、そんな朝でした。
振替輸送を利用することで、一極集中も分散できる点もありますよね。
その費用を負担する鉄道会社のご苦労も偲ばれますが、これからもぜひ、分散に協力したいな。と思いました。