外部リソースの部下さんとの接し方 ポイントは【等しくリスペクトする】【ワンチーム】

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こんにちは。女性管理職19年の いくみ(@nesan_blogger)です。

部署の中には様々なメンバーがいて、直属の部下さん・派遣スタッフとして来てくれている部下さん・業務委託の部下さん…etc.

自社のリソースでは賄えないことも多いから、外部リソースに助けてもらえるのはとてもありがたい。

それぞれ立場が異なる部下さんたちを束ねていくのに私が信念としていることがあります。

【等しくリスペクトする】そして、ポイントは【ワンチーム】

どんなこと?

これまでの私の経験も含めて解説します。

外部リソース マネジメントのポイント

当然、ワンチームですから、全員みな同じ。

とはいえ、直属の部下さんと比して「派遣スタッフの部下さん」「業務委託の部下さん」について異なる点が一つあって、それは

雇用関係にはない。ということです。

”リソースマネジメント”について、簡単に表すとしたら

【1】業務の指示をする
【2】育成をする
【3】評価して処遇を決定する

主にこの3点が使命ともいえますが、外部リソースの場合【3】は雇用主に委ねられてしまう、つまり、私は上司としてこの点の権限を持たないこととなります。

ともするとこの「雇用関係にない」点が心理的に作用してしまって、自社リソースと別の接し方になってしまうこともありがち。

でもね。

繰り返しになりますが”ワンチーム”なのですから、そんなこだわりは不要です。

外部リソースの評価について

では【3】の点については、どう対処すべきでしょうか?

派遣元や業務委託元のご本人にとっての直属上司と密に連携して「これだけ活躍してくれてますよ。ですからぜひ評価をお願いします」と託せばよいのです。

具体的には、雇用元の評価シートをもらってコメントを記載する、もしくは業務実施先の評価シートを用いてご本人とも面談しながら仕上げたものを先方に提供する、等の方法があります。

私は前部署で人材派遣業メインの事業部で責任者を15年ほどやっていて、派遣元として多くは後者のやり方をお願いしていました。

ワンチームとして等しくリスペクトする

そして、内部リソースだろうが外部リソースだろうが、分け隔てなく【等しくリスペクトする】

何故私がこの点を、ものすごーーく大切にしているか?といいますと

自分が「外部リソース」の立場で働いていたときに、少なからずアウエー感があって残念な経験をしてしまったこと。他方で、前段落に書きました通り、長年「自社のリソースをクライアントさんに活用してもらう」人材ビジネスに携わって、送り出す側の立場も経験してきたこと。これらが礎になっていて。

おこがましい言い方ですみませんが、外部リソース側の気持ちが痛いほど解るからです。

上司が壁を作ってしまおうものなら、部下さんは敏感にキャッチアップしてしまいますから、とにかく【ワンチーム】に徹する。

ここがブレなければ、その他は小さなことに過ぎないです。

最後にひとこと

現在の部署に業務委託できてくれている部下さんがいるのですが、彼女にとって旧知の仕事仲間が多数所属する、とあるイベントに共に参加してくれました。

その際、「私の上司です」とお仲間に紹介してくれたことがとても嬉しかった。

内部リソースだろうが外部リソースだろうが、我が愛すべき部下さんであることに変わりありません。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は上場企業で19年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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