こんにちは。女性管理職18年の いくみ(@nesan_blogger)です。
多くの企業では、10月と4月は人事異動の時期。この頃が近づいてくると、突然異動を言い渡されるってこと、ありがち。
会社員の宿命とも言えますが、コレ、結構キツイんですよね(泣)
そんなときの考え方。拙著『女性管理職が悩んだ時に読む本』の174ページ~でも書いているのですが、あらためて解説します。
突然異動を言い渡される 事例
まずは事例のご紹介から。
私事ですみませんが、この記事を書いている2023年9月からちょうど1年前。
上司に呼び出されました。”来期の計画について”みたいなお題で会議招集されたのですが、フタを開けてみたら…
「いくみさん。あなたの現在のポジションに他の人をアサインすることにしました。ついては、いくみさんには◯◯の部署で頑張っていただきたいと思います」
寝耳に水とは、まさにこのこと。
当時統括していた部署が業績好調で、もちろん部下さんみんな懸命に取り組んでくれた賜物。
来期も頑張るぞぉーーーと奮起していたのに。
他の人をアサインって、それ、どういうこと??
業績が不調で、自分のマネジメントが上手くいっていなかったらそれも仕方ないけれど、真逆なんですから。
仰っていることが理解できません!と詰め寄ってみましたが、上司殿、なんだかモゴモゴしていてよく分かりません。
仕事の神様が「次のチャレンジへ」と囁いている
その後もいくつかのやりとりをしましたが、上司の決定には逆らえないし仕方ないのだけれど、説明の仕方が曖昧すぎる。
ま、その辺りはさておき。
私はこの部署でやりがい持って過ごすことができて、部下さんたちとの信頼関係も順調に築けてきて。
当初は大変なことも多かったですが、色々頑張ってきた結果、”コンフォートゾーン”になってくれました。
仕事の神様が「いくみさん、次のチャレンジやってみよう!」ときっと囁いてくれているのでしょう。
ずっと快適なままだったら、きっとそこで終わってしまうから。さらに成長できる機会が来たのだ。
そんなふうに受け止めて心の整理をして、次に向かっていくことにしました。
部下さんたちとの別れは辛いけれど
とはいえ。
部下さんたちに断腸の思いで「突然にごめん、私は異動することになりました」と告げることの辛さ。
この点は、何回経験しても払拭することはできません。
言われた部下さんたちも衝撃を受けている様子で本当に申し訳ない。
ところが、時が経って新しい部門長の元で、健やかに過ごしているらしい、言葉は悪いですがケロッとしている姿。異動は転職とは違って同じ会社内だから、そんな姿を遠くから見守れる機会もあって。
一抹の寂しさを感じるものですが、どこか安堵もします。
最後にひとこと
意を決して異動先で頑張ろう、新しい上司と関係を築いていこうとしていたら、今度はその上司が異動となってしまった…なんてこともままあります。
「人事異動あるある」ショート動画にまとめましたので、よろしければこちらもどうぞ。
突然異動を言い渡された時に。この記事や動画が参考になったら嬉しいです。