仕事やプライベートでも大切な「恩送り」という考え方 苦しい時、悩んだ時にお勧め

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こんにちは。女性管理職18年の いくみ(@nesan_blogger)です。

仕事でもプライベートでも「人のために行動する」「人への支援をする」ということは多くありますよね。
いわゆる「ギバー」の活動。

一方で、与えたら返ってくるだろう…とつい、邪(よこしま)な考えを持ってしまいがちなのも、人間の性分。

とある対談番組で聞いた「恩送り」というフレーズがとても刺さりました。

苦しい時、悩んだ時にこそ、ぜひお勧めの考え方です。

恩送りとは?

「恩送り」ってなんだろう?あらためて調べてみます。

助けや優しさをくれた相手に何らかの形でお返しする「恩返し」ではなく、自分が受け取った思いやりある行為を全く関係のない第三者に受け渡していく、それが「恩送り」いわば「恩のバトンリレー」英語では「ペイフォワード(Pay it Forward)」とも呼ばれています

このことを、冒頭に書いたことと当てはめてみると

自分は人に何かを与えたつもりだったからといって、相手がそのまま返してくれることばかりじゃないし、そもそも、他人の行動を司ることなんてできません。

だから。

もし、自分が与えたことを受け止めてくれて、それを、同じように別の誰かに与えてくれるなら、嬉しい。

つまり、一方通行のバトンで良いのです。

恩送りの事例

例えば。

・部下さんを懸命に指導して成長を遂げてくれたのなら
→その部下さんが、また、さらに、次世代への指導や成長の支援を繋げてくれたらよし。

・部下さんの改善点をアドバイスして行動変化をしてくれたのなら
→その部下さんが、さらに、同じような改善点がありそうな後輩にアドバイスしてくれたらよし。

…といった塩梅。

もちろん、それが自分にとって目に見えることでも、どこか知らないところで行われることでも構いません。

「返してくれない」ことを嘆くよりも、きっと、どこかで次の人に送ってくれているだろう。
そう考えると
「返す、返さない」などといったことは、単なる自分の無用なこだわりだったのだと気づくことができます。

循環を大切に

ちなみに、何かの本で読んだことがあるのですが、

「子どもは親から受けた恩を到底返しきれないから、また、自分の子どもに同じように繰り返していく」
まさに、子育ても恩送りなのですよね。

世の中って、大きな循環が作用している。

それがたとえ、自分1人に向かっている矢印じゃなくたって、どこかの誰かに向かっている矢印にきっとなる。

恩送りという考え方を大切にしたら、循環の一員になっていることを実感できます。

苦しい時、悩んだ時こそ、ぜひやってみてくださいね。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は上場企業で19年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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