3月から4月にかけては、人や物事やさまざまな出会いの時期。
お別れすることもありますが、
新しいことに向き合うのは、いつもハラハラドキドキですが、
それは『いくつになっても、今日がいちばん新しい日』
100歳を超えても現役の医師として活躍し続け、
3月〜4月の、仕事の節目はドキドキの連続
会社員仕事の節目として最も大きな時期と言えるのが、3月〜4月。
決算だったり新卒さんの受け入れだったり、また、組織改変も多くおこなわれる時期です。
それまでのマインドから新たなマインドに切り替えるべきことが多くって、とにかくドキドキの連続。
毎年エネルギーもたくさん使いますし、それまでの当たり前が通じないことも多々。
ある意味「恒例行事」みたいなもので、その都度対峙してきました。
ところが。
年齢を重ねていくうちに、ともするとエネルギー切れになってしまいかねないのです。
変化に対して「もういいや」と思ってしまうこと
仕事をしていて、特に人生も後半に差し掛かってくると
「もう、ここまででいいや。」「これ以上新しい経験や知識を詰め込まなくても、十分だ」
などと、つい、後ろ向きのスタンスになってしまいがちです。
私も50代中盤~後半にかけては、なんとなく惰性的な日々を送ってしまっていました。
そんなときに出会ったのが日野原先生の『いくつになっても、今日がいちばん新しい日』
ナント!著されたのは、日野原先生が105歳のとき
そこにあった言葉の数々はキラキラと輝いていて、活気に満ち溢れていて
日野原先生の半分しか生きていないのに、もう人生リタイアしたような考えを持っていた自分が恥ずかしくなりました。
時を同じくして、仕事や子育てでの大きな変化(主に、ネガティブなものです)がおそってきて、
一からやり直しやら、全く新しいことやら、次々にチャレンジする必要が出てきたのですが、ここで諦めてはなるのものか~!
特に、本書にあった次のフレーズが刺さったのです。
自分の中に、まだ未知数のよきものがあるということを信じて、その開発に午後の人生をかけてみる
午後の人生。そっか。まだ午前中が終わっただけなんだ。
残っている時間、目一杯使わなかったら絶対後悔する。
3月〜4月の変化、しんどいなぁと思っている場合じゃないと改めて力が湧いてきました。
いくつになっても新しい日、を楽しむ
そんなふうに思い直してみたら、我が勤務先からさらなるチャレンジを課せられたりして、おそらく仕事の神様が「まだまだ、やってみなはれ〜」みたいに差配してくれたのかも(笑)
その後も突っ走って今に至ります。
それぞれの仕事の状況や会社の制度によって、シニア世代の業務の任され方は異なるかと思いますが、
”いくつになっても、今日がいちばん新しい日”と輝く毎日でありたい。
日野原先生の本書、新書版でとても読みやすくぜひオススメです。