仕事のみならず世の中でおこなわれていること、ほぼ全てにおいて鍵となるのが「相手とのコミュニケーション」と言っても過言ではないですよね。
特に管理職をやってきて最も大事なのが「部下さんとのコミュニケーション」だと考えています。
とはいえ、自分とは違う他人の考えを”解る(わかる)”というのは難しいもの。
逆に言うと”解ることはできない”のかもしれません。
そんなときに大切なのが「相手の気持ちを推測する(推し量る)」こと。Twitterに投稿して返信をもらったことであらためて気付きをもらいました。
紹介します。
解ることができなくても推し量る 悩んでTwitterに投稿
コミュニケーション上手くやっていきたいって願っていても、なかなか上手くいかなくって。
学びの書から教えてもらったことをもとに「解ることができなくても、推し量ることで良いのではないか?」と思い立ち、毎日必ず投稿している朝ツイートに書きました。
おはようございます🌴
自分の周囲のこと
近くにいる人でも遠くの人も
十分に理解できていない点多いけれどお相手の気持ちを推測してみる😌
今日は心がけていきましょなんかしら気付けること
きっとあるかもしれないみんなも元気で過ごしてネ💕
どうぞ素敵な1日を🌈#おは戦50112jm 🌴 pic.twitter.com/ps3gOA6sLV
— いくみ(旧 ねーさん)@女性管理職&ブロガー (@nesan_blogger) January 12, 2023
この時点でも、まだまだ自分の気持ちは悶々していましたが、もらった返信(リプ)を見て、みんな同じように悩んでいるのだなぁ…と実感です。
推し量ることが大切なのだと、Twitterの返信であらためて気付く
その中の一部をご紹介します。原文ママなので「〜ですね」という文調が多い点、ご了承ください。
相手の気持ちを推測してみると行動しやすいですね
相手の気持ちを考える事はとても大切ですよね
推測してみる、寄り添う気持ちが大事ですね
気付き合えるようでありたいですね!
相手の気持ちを推し量る、大切なことですよね~。自分も気をつけようと思います
相手の気持ちを考えてみる。心かげていきます
相手の気持ちを考えるように意識します
中には「それはかなり難しいですね、超能力でもない限り無理」というネガティブなコメントもあったけれど。
推し量る、とは「予知する」とか「正解を当てる」ということではなくって、自分なりに相手の気持ちを考えてみることだけでいいのです。
Twitterのやり取りで、あらためて気付かせてもらいました。
早速、部下さんの気持ちを推し量ってみる
早速、部下さんとの日頃のやりとりに当てはめてみます。
例えば
- やるべきことが山積なのに、全然捗っていないのは何故?
- 「それ、いいですね」と相槌をもらったけれど、実は別のやり方をしている
- きちんと出来ているのに「私、全然ダメなんです」と主張して止まない
捗っていないこと、おそらくなんらかの理由があるのだろう。相槌くれたのは社交辞令かもしれない。
ダメなんですという言葉の裏には「頑張っています」という意図が潜んでいる…
もちろん、ストレートに伝えることが大事な場面だってたくさんありますけれど、人間、そればかりじゃないことだって、伝えようとしても上手く出来ないことだって、多々ある。
上司がいつもいつも推し量ることばかりが必要とは言いませんが、そんな「シミュレーションをしてみる」姿勢によって、固定観念に捉われずに本質に近づくこともできそうです。
最後にひとこと
より客観的に正確な判断をするために。
感情に左右されることなく、一旦相手の立場で考えてみる。
思考の咀嚼って大事です。
「相手の気持ちを推測する」習慣付けていくと、その感度も上達できるに違いありません。