ちょっと動悸がする…「ホルター心電図」検査で、問題なし確認ができて安心

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寄る年並みで、身体のあちらこちらに綻びが出つつあるのは仕方のないこと。

大事なのは「あれ?」と少しでも感じたときに、早めに医療機関受診。還暦を迎えて現在は、よりその点にケアしたいと実感しています。

今回は、ちょっと動悸がするなぁと気になっていて、循環器内科受診で確認できたことをご紹介。

私と同じように加齢に伴って体調に不安がある…という人に参考にしてもらえたらと、この記事を書きます。

ちょっと動悸がする…感じるようになった経緯

ちょうど、年末年始を迎えようとしていて、普段と違って色々と疲れが溜まりやすい時期でした。

何かの行事に参加していたわけでなくって、単に時期特有の緊張感につられてしまったせいか、ふと「ちょっと動悸がする…」と感じるようになりました。

職場の健康保険で受診できる健康診断は毎年欠かさず受けていますが、それまで特に心電図等で指摘を受けたことはありません。

とはいえ「動悸」の自覚症状、気になります。

1人で悶々としていても仕方ない。近所の循環器専門(循環器内科)クリニックに診てもらうことにしました。

循環器内科受診、ホルター心電図の検査へと進める

まずは受付票に必要項目を記載。その後、一般的な心電図検査を受けます。健康診断でよくある、電極を付けてのもの。

次に医師の診察。

私の心電図検査結果を見てもらいながら「特に異常は感じられませんね。ただし、この検査は数十秒間の波形を表しているのみなので、よろしければ24時間の観察をしてみてはいかがですか?

いわゆる「ホルター心電図」と呼ばれるものです。

24時間ホルター心電図とは?
通常の横になって測定する心電図検査は数十秒と短時間ですが、不整脈は出たり出なかったりするため、実生活の中で長時間の心電図を記録し続けるこの検査が欠かせません。

せっかくだから万全を期しておこうと、お願いすることにしました。

ホルター心電図 検査の様子

24時間装着と聞いて、なんだか大袈裟だなぁと一瞬ビクつきそうになりましたが、看護師さんからの説明を聞いて、さほど負担がかからないことに安心。

心臓近辺数カ所に「シール状の電極」と「測定器」を医療用テープで貼り付けてもらいますが、特にかぶれそうになることも、また、剥がれそうになることもなく済みました。冬場で汗の量が少ない時期だった点も良かったのかもしれません。

入浴もOK(ただし、貼付箇所をゴシゴシ擦るのはNG)です。

加えて、24時間内の生活イベント、例えば通勤、仕事、休憩、食事、排泄、睡眠などについてを記録する用紙も渡されて、そこに記入をして行きます。動悸を特に感じた時があればチェックを付けますが、なぜか?検査を実施しているときは、ほとんどその自覚がなく終了。

翌日に自分で機器を剥がして、記録用紙とともにクリニックに返却。結果は1週間後に医師から連絡をもらえることとなりました。

ホルター心電図 診断は「期外収縮」

予定通り医師から電話が架かってきて「その後、様子はどうですか?」と聞かれて、特に変わりないことを伝えます。

どんな結果なのだろう?少々ドキドキしながら次の返答を待っていると、以下の説明がありました。

  • 「期外収縮」が見受けられます
  • 不整脈の一種ではありますが、通常の健康な人にも起こりうることで、ただし、今回の検査結果では、少し平均的な回数よりも多いことが散見されました
  • 特に心配はないけれど、また何か気になることがあったらいつでも受診してください

100%オッケーでは無いのかもしれませんが、ひとまずホッと一安心。

ちなみに「期外収縮とは?」ネットで調べてみました。

不整脈の中でも、正常な拍動の間に時々不規則な拍動が現れる「脈がとぶ」タイプが期外収縮です。期外収縮は、「健康な成人の98.7%に期外収縮が見つかった」という研究もあるほど、ありふれた不整脈です。多くの人は自分の心臓で期外収縮が起こっていることには気づきません。(中略)期外収縮は命に関わることはほとんどないため、症状があっても治療をしないことの方が多いです。
ー 心臓血管研究所付属病院 Webページより引用

なるほど。

何せ60年も頑張ってきてくれた我が心臓だから。やや疲れ気味なのかもしれないなぁ…何事も無茶をせずに余裕を持って生活するように心がけよう。

あらためて気づかせてもらいました。

ちなみに、掛かった費用は保険診療(3割負担)で、初診料・検査費等含めて、6,520円でした。
※私が受診したクリニックの場合。2023年1月現在

最後にひとこと

誰しも、病気に罹らない人生を送ることはできません。

一方で、病気をできる限り呼び込まないように「未病」の時点で心がけをすることも大事。

「大したことないのに病院に行かなくたっていいんじゃないの?」とつい、考えてしまいますが、専門家の意見を聞く意味でも「あれ?」と気になったら受診するとよさそうです。

よろしければコチラの記事もご参考に。

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この記事を書いた人

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いくみ@女性管理職&ブロガー(ねーさん)

ビジネス書著者、講師(女性管理職の専門家)、ブロガー、ワーキングマザー30年。

40歳で正社員復活し、現在は元上場企業で20年管理職。「人生100年、仕事やライフワークや色んなことにチャレンジしつつ、めいっぱい楽しもう!」というビジョンのもとブログを始めとして、SNS、メルマガで情報発信中。山手線 全駅の記事も人気。2023年4月初出版『女性管理職が悩んだ時に読む本』好評発売中。

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