こんにちは。女性管理職18年の いくみ(@nesan_blogger)です。
新年の仕事始めって、始まる前はなんとも憂鬱さがあるものです。もうこの出来事を何年も経験している私ですが、他の時期の連休明けと異なる独特の雰囲気は何回迎えても変わりありません。
とはいえ、一旦始まってしまうと、気付けばいつもの日常に戻っているもの。
仕事始めの憂鬱さ解消に参考になればと、この記事を書きます。
「仕事始め」憂鬱さの原因
冒頭にも書きました「他の時期の連休明けと異なる独特の雰囲気」という点、さらに具体的に「仕事始め憂鬱さの原因」をまとめると、主に以下の3つが挙げられます。
- 会う人・コンタクトを取る人全てに開口一番、年始の挨拶が必要
- 会社全体の「年始行事」が一通り終わらないと仕事が開始できない
- 大量に溜まっている郵便物、特に年賀状の仕分けが面倒
一つ一つは大したことではないかもしれませんが、こうした点が固まりになると、憂鬱さへと繋がってしまいがち。
でもね。
ある意味儀式みたいなものとも言えますから、実際に始まってしまえば、案外スンナリと従来どおりの仕事が再開できることも多い。
さらに解説していきます。
始まってしまえばいつもの日常
前段落で挙げた3つのポイントに沿ってお伝えします。
会う人・コンタクトを取る人全てに開口一番、年始の挨拶が必要
普段ですと「おはようございます」「お世話になっております」と始まるお相手とのやりとり。年始はこれらの前にまず【あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします】を付け加える必要があります。
会話、電話、メール、どのコミュニケーション方法でも然り。
ビジネスの相手というのはとかく多人数ゆえ「あれ?この人に年始挨拶したっけ?」考えつつ対応していくのも少々ややこしい。
とにかく一度交わせば済むのと、特別の挨拶というのも年一回ならではとも言えますから、気負わず構えずにやっていきましょう。
ちなみに「この挨拶はいつまですれば良いのだろう?」と悩むものですが、松の内(1月7日)直後だと、ちょっと営業開始時から間がないので、私は10日頃までとしています。正しいマナーなのかどうかは解りませんが、なんとなくキリが良さそうという理由からです。
会社全体の「年始行事」が一通り終わらないと仕事が開始できない
この点もやはり「通過儀礼」的に実施されるものの常ですが、10数年前ですと、初日はどこかの会場に一堂に介してセレモニー的なことで終わってしまっていたこともありました。
しかし、年々簡略化されているように感じますし、我が勤務先においては、この記事を書いている2023年は、ほんの30分程度のトップ挨拶だけでアッサリ終わり…なんだか拍子抜けです。
勤務先によっては「セレモニー継続」な場合もあるでしょうが、働き方の多様化(出社とリモートワークの混在など)も相まって、簡略化の傾向は今後も高まっていくのではないでしょうか。
大量に配達される郵便物、特に年賀状の対応が大変
年末ギリギリまで郵便物送付が発生しがちなのも会社の常。それらが仕事始めの日に大量に配達されてきます。
加えて年賀状。各部署宛に総務の担当者が分別してくれますが、それをさらに宛先毎に仕分けして、返事を出す必要の先にあらためて年賀状を送って…なかなか大変。
コチラも「セレモニー」同様、年々減少しつつあって、年賀状廃止を決定する取引先さんも増えてきました。
ただ、1枚の葉書でご縁が繋がる…ということもありますから、私自身そして我が部署では、あまり大掛かりにはならない程度に継続しています。
年始早々って色々面倒な点がありますが、これらをこなしているうちに、いつの間にか日常の仕事が戻ってきているのです。
最後にひとこと
前部署で最後にとてもお世話になったクライアントさんから届いた年賀状。
私の異動先部署の詳細をお伝えしていなかったにも関わらず、きちんと正しい部署名となっています。かつての部下さんがきっと伝えてくれたのかもしれません。
年始の挨拶文の末尾に書かれてあったのは「本年をもちまして、我が社の年賀状は最後とさせていただきます」
なんだか一抹の寂しさを感じました。