美容室で教えてもらった「働き方改革」の取り組み
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行きつけの美容室。開店したときからお世話になっていて、かれこれ15年のお付き合いになります。
私の担当スタイリストさんは、当時はアシスタントで、もっぱらシャンプーとかドライヤーの担当でしたが、今や、店長としてご活躍されています。
先日、パーティー参加のためにヘアセットをしてもらったのですが、おシャベリもはずみ、店長さんならではの、とても興味深いお話を聴けました。
なんでも、こちらのサロンは最近「働き方改革」に力を入れているとのこと。
以前は20時くらいまで営業していましたが、その後の片付けや新人さんの練習なども含めると、お店を出るのが22時頃になってしまう日もザラ。相当の労働時間になってしまっていた。
そこで、思い切って閉店時間を18時に前倒し。ただし、金曜日だけは20時まで。
本来は、仕事帰りにも寄ってもらえるように、夜間帯の営業時間を保っておくべきなのだろうけれど、
それで、美容師さんたちのクオリティが落ちてしまっては元も子もない。
働き方を変えて、店員1人1人がより充実した生活を送ることで、さらに「美の伝道師」としての心技体を磨こう・・というビジョンを、社長さんが思い切ってご決断されたそうです。
たしかに「お店っていうのは、つねに遅くまでやってくれているものなのねー」とお客の立場からは、都合よくとらえちゃっているけれど。
そこで働く方々が活き活きとして接客してもらえるのが、買う側としても嬉しいよね。きっと。
閉店時間を早める・・というのは、とてもチャレンジングなことかもしれませんが、この社長さん、あっぱれだなー。
その他にも「働き方改革」にかかわる点として、
- 出来る限り現金決済を減らして、カードや電子マネーでの決済を推奨する
→朝の両替や終わりのレジ閉めにかける時間と手間をなるべく少なくする(ただし、現金がお好みなお客様もいるので、完全には無くせないだろう) - 備品購入を通販に切り替える
→ヘアカラーのときに使うラップやアルミホイルは、近くのスーパーの方が安いため、買いに行っていたが、少々高くてもいいから、通販で一括購入とする
いずれの点も「店員たちが、お客様のケアに専念できる時間を少しでも多くする」というのが目的とのことです。
時間の無駄遣いを防ぐって、大切。そのために、支出が多少増えたとしてもよし。
普段は美容室でだらーんとリラックスしていることがほとんどですが、今回ばかりは、いいお話が聴けて髪型だけでなく、気も引き締まりました(笑)
店長さん、これからもご贔屓にさせてもらいます~w
投稿者プロフィール

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会社の管理職/100年ライフブロガー
30数年会社員まっしぐら、子育てしながら40歳で正社員復活、その後管理職となり現在に至る。しかし、定年まであと数年…というところで、会社の組織改編や家族の不調に見舞われお先真っ暗に…。その後、さまざまな学びと素晴らしい師匠たちに出会うことで救われる。この経験により「今後の100年ライフを楽しく過ごし、同じような人を一人でも増やしたい」というビジョンをもつ。このブログではそんな私の思いや実践をお伝えすべく、2017年7月22日から798記事連続、毎日更新中。(2019年1月31日現在)→詳しいプロフィールはこちら
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