こんにちは。ブログやTwitterで日々情報発信を頑張っている いくみ(@nesan_blogger)です。
何かを発信するということは、それを伝えたい相手がいるからこそ。
もし、自分の物語や日記とかに終始したいと考えるならば、ネットを介して発信する必要はなくって、手元にあるノートなどに書き留めておけばよいです。
自分が経験したことや感じたことが発信の元となるのはもちろんですが、では【脱・自分物語】のためにはどうしたらよいのでしょうか?
この記事は、ブログやTwitterを始めたばかりのときで、読者さんほぼ無視でひたすら「自分物語」を投稿してしまっていた、かつての自分に向けて書きます。
情報発信【脱・自分物語】心がけるとよい3つのポイント
まずは、情報発信【脱・自分物語】のために心がけるとよいポイントを3つにまとめると、
- 自分の経験や思いを元にするのはよいが、その先に読者さんに参考にしてもらえる点があること
- 相手を思いやる気持ちを込めるだけでもOK
- ネガティブな事象を書く際の注意点
さらに詳しくお伝えします。
自分の経験や思いを元にするのはよいが、その先に読者さんに参考にしてもらえる点があること
冒頭でも書きましたとおり、何かを発信するときに自分の経験や思いが出発点となるもの。別の言い方をすると、自分事だからこそ他の誰のものでもないオリジナリティが発揮できる。
ただし「こんな出来事がありました」だけでなく、それによってどんな気づきがあったのか?を書き添えることで”単なる日記”から”ひとつの情報”として読者さんに伝わるのです。
例えば、かつての自分のブログ記事、お恥ずかしながらご紹介しますと
ブログを始めたばかりのときで、その夏は冷夏だったこともあってか、タイトルが【毎日な曇り空。あきらめの夏…なのかなぁ】これ自体もすでにかなりイケてない状況なのですが、さらに文頭で下記のように書いています。
2017年夏。関東以北は"太陽よ~どこへ行ったぁ"な日々でした。毎日曇り空時々霧雨。こういうことってあるんですね。そういや、これまでもところどころ、こんな夏があったような…あらためて振り返ってみます。
は?なんのこっちゃ。自分で読み返してみても意味不明です(笑)
一方、同じように季節の出来事を取り扱った記事として、その時期になると今でもよく読まれているのが、タイトル【東京の終雪】2018年は3月21日、2019年は雪が降らなかった年、2020年は3月29日】
きっかけは「冷夏」の記事と変わらず、季節ネタがトピックになっています。
前者と後者の違いはある年の「最後の雪」を元にして、それ以降の状況も盛り込んでいること。最初に記事を書いてから加筆していくことで、「出来事」が「情報」となった一つの例だと自負しています。
相手を思いやる気持ちを込めるだけでもOK
ブログだとこうして時を重ねることで工夫が可能ですが、Twitterだと即時性が求められるのと、140字という文字数制限の中で表さなければなりませんから、からなかなか難しいかもしれません。
例えば、Twitterで「冷夏」のことを伝えたいと思うのならば
【今年は冷夏ですよね。振り返ってみると何年か毎にこんな状況が訪れていたように思う。直近だと◯◯年かなぁ?暑すぎるのも辛いけれど、暑くなりきらないとそれはそれで体調維持大変ですよね。どうぞお気をつけて。
ちょっとでも夏ーーって日差しを感じたら楽しんじゃいましょ!どうぞ素敵な1日を。(139字)】
大した情報ではないですが、相手を思いやる気持ちを込めることで読者さんに何かしら伝わることもある。
Twitterを始めたばかりの時は【今年は冷夏ですよね。振り返ってみると何年か毎にこんな状況が訪れていたように思う。辛いなーー】みたいに終わってしまっていて、当然ほとんど反応はなし。
昨今だと上記例文のような書き方を心がけていて、おかげさまで多くの読者さんから「いいね!」をもらえるようになりました。
ネガティブな事象を書く際の注意点
一方、病気に罹ってしまった、仕事でミスをしてしまった…etc.ネガティブな事象はしばしば起ります。
私はTwitterではこうしたことは書きません。短い文章の中だと兎角「ネガティブ自慢」みたいになってしまいがちで、フォロワーさんたちに心配をかけてしまうのが本意ではないからです。
もし書くとしたら「こんな大変なことがあったけれど、◯◯を試してみたら効果があった」
これならば、同じ状況になってしまったときに参考にしてもらえます。ただ、上述した通り相手に心配かけてしまうのが、自分の性格上避けたいと思ってしまうので、このチャレンジはなかなかできそうにありません。
一方、ブログだと逆に、ネガティブなこと(困ったこと、悩んだこと)を元に、その後どのように解決したのか?順を追って伝えていくことで、同じような事象に遭遇してしまった読者さんたちの参考にしてもらえることは大いにあります。
ただし「自分が困って本当に大変だった」という論調に陥らずに、その後の対処法に重点を置くことが肝要です。
最後にひとこと
この記事で書いたそれぞれのポイント。
「かつての自分」は全然できていませんでした。かなり独りよがりです。
ネットで発信するということは、それを伝えたい相手がいるからこそ。”読者さんの思いに届けることができるように”って一生懸命やっていると、だんだん勘所が解ってくるもの。
【脱・自分物語】これからもさらに精進していきます。