ブログを立ち上げて2年間、毎日新規記事を更新してきました。
しかし、ここにきて急に新規記事の筆が鈍ってしまったのです。
「なぜ書けないのか?」を考えてみる。
いっそのこと、"書けないのはなぜかについて書く"ことにしました。
書けなくても、やはり書くしかない
なぜ「書けないことを書こう」なのか?
それは、「書けなくても、やはり書くしかない」と思ったからです。
禅問答みたいですみませんが、実際新規記事が書けなくって、いざ書こうと思ったら、何をどうすれば良いか?分からなくなってしまった。
以前、ブロガーの立花岳志さんに教わったことを思い出しました。
「ブログとは筋トレのようなもの。書き続けることで『ブログ筋』が向上できる」
まさに筋トレと同様、少しでも休んでしまうと、そのやり方自体に悩んでしまう。
そうだ。いっそのこと「書けないことを書くことにしよう」
そう開き直ってみたら…自然と筆が進みました。
「なぜ書けないのか?」の理由
まず、理由を考えてみます。
- 書けば書くほど、PV数が上がると信じ込んでいた→しかし、実際にはそうではない
- 「書いたこと」で満足してしまっていた→読者満足ではなく、自己満足
- ブログのフェーズを切り替えようと決心した→どう切り替えていいか悩んでしまった
- 新規記事は書けないけど、リライトを頑張った→元記事の"イケて無さ"に愕然とした
こうした点から、メンタルブロックがかかってしまっていました。
さらに詳しく振り返ってみて、気づいたことも書きます。
書けば書くほど、PV数が上がる?
ブログを運営していく上で「PV数」は励みになります。
それまでの私は、「書けば書くほどPV数は上がる」と信じ込んでいました。
確かに、1日2〜3記事をコンスタントに書いていた時期は、PV数が右肩上がりになりました。
だから、なおさら「書けば書くほどよい」と捉えてしまったのです。
でもね。
毎日毎日数記事を書き続けるのは、とってもシンドイ。青息吐息です。
とにかく「書いたこと」に自己満足をして、目的を果たしたつもりになっていました。
書いたことで自己満足
ブログというのは読んでもらってナンボ。
自己満足で終わってしまっている記事なんて、誰が読むのでしょう?
公開した直後は、Facebookで友人たちが見てくれることが多いので、いっときアクセスが集まります。
でも、それ以降はフェードアウトしかねません。
ありがたいことに、いくつかの記事は検索でよく読んでもらっています。
それらの記事をあらためて見返してみると、
- 読者さんにとって必要な情報が載っていて、それが何かの役に立ててもらえる
- 時代や文化の変遷があっても、継続性がある内容
- 情報や役立つものがなかったとしても、「あるある」「わかるわかる」などと、共感できることが書いてある
…といった共通点があるように思いました。
自分がやる気を持って取り組まないと、そもそも「書く」ことが始められません。
出発点は自己満足だったとしても、それをいかに読者満足へと展開していくか?が大切なのですよね。
ブログはいつでも書き直せるのがメリット。リライトする上で、こうした「共通点」に注力しよう。
ブログのフェーズを切り替える
ブログ達人からのアドバイスを経て最近、「ブログのフェーズを切り替える」決心をしたところです。
- 記事の主張は何?
- その理由(根拠)は?
- 具体的な例を挙げると?
- 主張をあらためて伝える
全ての記事がこれに沿っていなくても、できる限りこのストーリー立てを意識する。
教わったことのなかで、もっとも大切な点です。
しかし、
- いざ、これを意識して書こうとすると、行き詰まってしまう
- ノートに書き出そうとすると、思考がかえってごちゃついてしまう
- ゆえに、筆が止まってしまう
切り替えマインドが、まだまだうまく自分の中で発動できません。
どうしよう。
切り替えると決めたのは自分だから。突き進んでいくしかないです。
リライトしてみたら、元記事の"イケて無さ"に愕然
新規記事が書けないとき。気持ちを切り替えて、過去記事のリライトをします。
まずは「よく読まれている記事」の上位から取り組んでみる。
何度かリライトして、自分なりに整えられた記事もあるけれど、最初に投稿してそのままになっているものもある。
あらためて読み返してみると、あまりのその"イケて無さ"に愕然としてしまった。
これじゃあ、読まれないよなー。
頑張ってたくさん書いていても、ひょっとしたら「ザルに水を汲む」ようなものだったのかもしれない。
情けない。だのに読んでくれた読者さんに申し訳ない。
つい、ウツウツとしてしまいます。
いやいや、気づいたんだから、今から直せばよし…と気持ちを切り替えて。
できる限り1記事1記事を見直していくことにします。
書けなくても、やはり書くしかない
こうして「書けないことについてを書いて」みました。
このまま筆が止まって諦めてしまったら、そこで終わり。
ブログを続けたいと思うのならば。
とにかく書けなくても、やはり書くしかない。
すると。
"その原因は何で、これからどうすればいいか"
書けなくても書いてみたら、そんなことが見えてきました。
今日の一言
何かに行き詰まってしまったとき。
今回の私のようにその理由を書き出してみたら、良いかもしれません。