終雪とは、その年の終わりに雪が降ること。
例年3月に入ると春へと向かっていくものですが、いきなり気温が下がって雪が降ることがあります。
2019年は雪の降らない年でしたが、2018年と2020年の終雪についてお伝えします。
2018年の終雪は、3月21日 変化の多かった四季
2018年3月21日。気温3℃、朝から降雪です。あまりの寒さに驚愕しました。
「春分の日」に雪。長年生きていますが記憶にないくらい。
終雪(しゅうせつ)とは春を迎えてから、その冬最後の降雪(雪)のこと。終雪は気象台が観測・発表するが、初雪とは異なり一般的にはほとんど使われない。同意語には名残雪(なごりゆき)、忘れ雪(わすれゆき)、雪の果て(ゆきのはて)、涅槃雪(ねはんゆき)の言葉がある。
ーWikipediaより引用
名残雪(昔の歌にありましたね)涅槃雪…なんともロマンチックな表現です。
振り返ると、この四季は、気候の変化が多かった。
2017年の夏は後半、曇天続き。
秋~冬にかけては、かなりの冷え込み。2018年1月には東京近郊で大雪も降りました。
一方、「終雪」の次の日は一挙に気温が上がり14℃。
その週末、2018年3月24日は絶好のお花見日和、抜けるような晴天。例年に比して早い開花でした。あれだけ寒かったのに。
2020年の終雪は、3月29日 新型肺炎流行で世の中全体が不安に包まれていた春
もうこんなに遅い終雪はないだろうな…と思っていたら、2020年はさらにそれ以上に遅い終雪となりました。
前日まで暖かな春の日々が続いていて、桜も満開でした。
すると、翌朝になって窓を開けたらいきなりの雪。前日は20℃だったのに、本日は1℃。2020年3月29日のことです。
この2020年は、新型肺炎(COVID-19)の全世界流行で世の中が不安に包まれていたとき。
行政からも「外出自粛」という前代未聞の指令が出ていた最中の降雪でした。
最後にひとこと
最後の雪が降るとき。
なぜだか世情やら気象異変やら、色々なことを示唆しているように思えてなりません。
今後毎年の終雪について、この記事に書き加えていきます。